御宅草紙 -キングインター妄想日誌-

2015年4月10日

来日直前スペシャル!マグマよもやま話!!その2

マグマ1998年の初来日公演。蒸し暑い7月の渋谷。ON AIR EAST でのライヴを終えたメンバー、スタッフ、関係者らと大衆居酒屋で打ち上げ。「あの伝説のマグマがこの日本の渋谷の大衆居酒屋にいるってどういうこと?」そんな感想が女性参加者のひとりから声があがったのを覚えている。確かに神秘のベールに包まれたマグマ、リーダーのクリスチャン・ヴァンデが目の前にいる現実を受けいれるのにはかなりの時間が必要でした。この世には存在しないコバイア語を操り壮大なコバイア神話を創造し続けているマグマ男、クリスチャン・ヴァンデとは一体全体どんな人物なのか!?…

興味津津の我々だったのですが、その実体は、無口ではありましたが、いたって気さく、『聞きたいことがあったら何でも聞いてくれ』とでも言いたげな、暖かいオーラを放っている汗っかきの人。大きな熊を想わせる体つき。毛むくじゃらのぶっとい腕っ節。日本の居酒屋にでんと座った姿はどこか微笑ましくもありました。一気に距離が縮まっていきました。

時は過ぎ、2014年のマグマ・フランス・ツアーに参加した方の話によると現地でのマグマ・コンサートの観客は老若男女が揃ったファミリー層が多く、マグマTシャツを着たかわいい子供たちの姿まで見受けられたそうだ。その話を聞くと、まるでサザンのコンサートみたいな印象ですが、実際フランスでは広く大衆に支持されているロックバンドのひとつなのである。

神秘のベールを取り外して、先入観無しにマグマの音楽をぜひ聴いてみよう。意味やスタイル以前にダイレクトに体に伝わってくる、マグマ・スピリットは、昨年と今年リリースされた2枚の新録アルバムにも変わらず存在しております。じっくり聴いておりますと、あっという間にマグマ時間にタイムスリップ。いつしか体中を渦巻くようにマグマ・パワーに取り込まれます。

ブラック・ミュージックやソウル・ミュージック好きな自分でありますが、
「マグマってソウルやなあ」と思う今日この頃です。

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(text by Y)