ブラームス: ピアノ作品集 作品35、117、118

ALT-396
  • 発売中
  • アーティスト:島田彩乃
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:ALT-396
  • ジャンル:クラシック
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

  • 録音情報など:国内プレス
  • 付属品:日本語帯・解説付

ブラームスへの共感が音として像を結ぶ。

収録曲

ブラームス:
3つの間奏曲 Op.117
6つのピアノ小品 Op.118
パガニーニの主題による変奏曲 Op.35

島田彩乃(ピアノ)
録音:2017年1月11-13日/三重県総合文化センター 大ホール

★ベーゼンドルファーの深い音が、この演奏に特別の重みと温かさを付加し、彼女の中に眠るブラームスへの共感が音として像を結ぶ。近年のブラームス演奏に失われがちなバスの音を基軸に、和音と和声を、縦と横に構築する姿が新鮮に写る。自由な解釈が横行する今日だが、作品と作曲家の想いを踏まえるというのは基本中の基本、とても大切なことだ。そうしたアプローチが、作品に奥行きと立体感をもたらし、晩年のブラームスに聴き手の心もいつしか共鳴する・・・。
(トッパンホール プログラミング ディレクター 西巻 正史)
★この作曲家に惹かれたきっかけは、パリ留学時に取り組んだチェロ・ソナタ第1番(作品36)。初めて楽譜を見たときには、まずピアノパートの音数の多さに愕然とした。ソロの曲を練習するのと同じくらいの時間をかけて準備し、いよいよチェリストと合わせると……2つの楽器の音色が絶妙に混ざり合う様、旋律が絡み合う感覚、さらに、練習すればするほど、相手のパートを知れば知るほど、作品の魅力が次々と溢れ出てくることにすっかり魅了されてしまった。この作曲家についてもっと理解を深めたいという思いが日に日に高まり、ついにはドイツへの移住を決心。ドイツ国内を巡り、自分と同じくらいブラームス(と室内楽)を愛するドイツ人教授を探し当て、ライプツィヒの街へと移り住んだ。同じヨーロッパ、しかもすぐ隣の国であるにも拘わらず、それまでいたフランスとはまったく異なる文化、国民性に触れ、毎日新鮮な気持ちで生活。音楽面においても、別の感覚、思考、奏法等、多くを学んだ。今回の録音ではベーゼンドルファー社のピアノを使用。多くの作曲家(ブラームスもその中の一人)から助言を得ながら名器へと成長を遂げたこの楽器にはブラームス自身も厚い信頼をおき、演奏会でもよく使用していたという。ブラームス特有の温かみ、憂い、寂れ、厚み、深みを表現するための大きな助けを得た。
(島田彩乃ライナーノートより)

アーティスト情報

島田彩乃 プロフィール
桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業。パリ国立高等音楽院、同研究課程、エコール・ノルマル音楽院修了。その後、文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。全日本学生音楽コンクール、ジャン・フランセ国際音楽コンクール第1位、トラーニ国際ピアノコンクール第1位、シドニー国際ピアノコンクール第4位および特別賞をはじめ、国内外数々のコンクールにて優勝、入賞。
パリ在住時より、フランスおよびヨーロッパ各国、日本、また南アフリカ、チュニジアにおいてもフェスティバルにたびたび招かれ、パリ・サル・コルトー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿等々内外にて演奏活動を行うほか、東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、シドニー 交響楽団、ヨハネスブルグ交響楽団等オーケストラとの共演、TV・ラジオ出演など、多岐に亘った活動を活発に行う。
これまで、故福岡幸子、須田眞美子、ジャン=フランソワ・エッセール、アキレス・デル=ヴィーニュ、ジャン=クロード・ペヌティエ、ゲラルト・ファウツの各氏に師事。また、作品解釈および演奏表現において西巻正史氏のアドバイスを受ける。
十余年に及ぶ欧州活動の後、2011年帰国。ソロのみならず室内楽にも精力的に取り組み演奏活動を行い、国内外のアーティス トと共演、厚い信頼を得ている。同時に、上野学園大学講師、コンクール審査など後進の指導にも力を注いでいる。
現在もたびたび欧州のフェスティバルに招かれ、リサイタル出演、マスタークラス講師等、海外でも継続して活動を展開している。

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