アルベット・シュネルツェル:管弦楽作品集

BISSA-2313
  • 発売中
  • アーティスト:ベンジャミン・シュウォーツ(指揮)、ヨーテボリ交響楽団
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2313
  • ジャンル:クラシック
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid

  • 録音情報など:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル
  • 収録時間:71:53

自分らしい表現を求めることを大切にする
スウェーデン、シュネルツェルの管弦楽作品集

収録曲

『郊外の話-アルベット・シュネルツェル:管弦楽作品集』

アルベット・シュネルツェル(1972–):
①チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド》(2011)
②郊外の話~管弦楽のための(2012)
③ブレイン・ダメージ~管弦楽のための協奏曲(2014)

①クレース・グンナション(チェロ)
ベンジャミン・シュウォーツ(指揮)、ヨーテボリ交響楽団
セッション録音:2017年5月/ヨーテボリ・コンサートホール(スウェーデン)

★SACDハイブリッド盤。アルベット・シュネルツェル(1972–)は、スウェーデンの彼の世代でもっとも注目を集める作曲家のひとりです。国際的に知られるきっかけとなったのは、2004年、ラジオ・フランスの委嘱で作曲した《捕食の踊り(Predatory Dances)》のパリでの初演。ダイナミックな流れのなかに静謐の時と空間を挟む簡潔な音楽が、高い支持を得ました。シュネルツェルは、音楽創造を「現代音楽にふさわしいあり方に専念することではなく、もっとも自分らしい表現を求めること」と言います。彼は、マルメ音楽大学で作曲を学び、ロンドンの王立音楽カレッジでは作曲法と指揮法を修めました。近作のひとつ、映画作家ティム・バートンへの「オマージュ」とした《A Freak in Burbank(バーバンクの奇人)》は、2010年の「プロムス」で演奏され、その後、スウェーデンの現代作品としてもっとも演奏機会の多い一作になりました。
★チェロ協奏曲《狂気のダイアモンド(Crazy Diamond)》は、ヨーテボリ交響楽団の委嘱作です。〈You shone like the sun(君は太陽のように輝いていた)〉〈If the cloud bursts, thunder in your ear(土砂降りになったら、君の耳に雷が)〉〈Re-arrange me ’til I’m sane(正気に戻るまで私を組み替えてくれ)〉〈Trade your heroes for ghosts?(君のヒーローを幽霊と交換するか?)〉の4楽章。「(『The Dark Side of the Moon』(邦題『狂気』)の)ピンク・フロイドやジェネシスといったグループが、ベートーヴェンとストラヴィンスキーと同じスペースを占めていた十代」を過ごした音楽家の作った音楽です。
★《郊外の話(Tales from Suburbia)》は、「郊外」への個人的な思いを背景に作曲されました。「田舎の牧歌的風情の農家でもなく、都会のファッショナブルな地区のトレンディなアパートメントでもなく、ずっと郊外で育ち、オフィスこそストックホルムにあるものの、『ある種の愛憎関係』をもちつづけながら今も郊外に住んでいる」。
★《ブレイン・ダメージ(Brain Damage)》は、個性をもった「個」の集合体「オーケストラ」のための協奏曲。《狂気のダイアモンド》で始めた探求を押し進める作品です。〈If Your Head Explodes(君の頭が破裂したら)〉〈Folded Faces(くしゃ顔)〉〈Dam Breaks Open(ダムが決壊する)〉。『The Dark Side of the Moon』に収録されたロジャー・ウォーターズ作詞の《ブレイン・ダメージ(Brain Damage)》(邦題『狂人は心に』)(脳損傷)の歌詞が3つの楽章のタイトルに採られています。
★指揮者のベンジャミン・シュウォーツ(1979–)は、ロサンジェルス生まれ。カーティス音楽院でオット=ヴェルナー・ミュラーに指揮を学び、2013年から2016年までヴロツワフ・フィルハーモニックの音楽監督を務めました。新しい音楽のエクスパートと目されているひとりです。クレース・グンナション(1976–)は、ヨーテボリ交響楽団の首席チェロ奏者。シュネルツェルの《捕食の踊り》などの室内楽作品の初録音に参加しています。

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