ラモー(1683-1764):カストールとポリュックス(1754年版)

KKC-5492
  • 発売中
  • レコード芸術特選盤
  • アーティスト:ラファエル・ピション
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • (国内仕様)
  • 品番:KKC-5492/93
  • 原盤品番:HMC-902212
  • ジャンル:クラシック
  • 価格:¥7,000+税
  • 形態:2CD

  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説・歌詞訳付

収録曲

ラモー(1683-1764):カストールとポリュックス(1754年版)

カストール/コリン・アインスワース(テノール)
ポリュックス/フロリアン・センペイ(バリトン)
テライール/エマニェル・ド・ネグリ(ソプラノ)
フェーブ/クレマンティーヌ・マルガイヌ(メゾ・ソプラノ)
ユピテル/クリスティアン・インムラー(バリトン)
クレオン、幸運な影、ヘベの侍女/サビーヌ・ドヴィエイユ(ソプラノ)
ユピテルの大司祭/ヴィルジル・アンスリー(バス)
ラファエル・ピション(指揮) アンサンブル・ピグマリオン
録音:2014年7月/ジャケット絵画:ターナー「マーゲイトの日没」(1840)

★ラモーのカストールとポリュックスは、1737年に初演された後、1754年に再上演されました。1750年代といえば、音楽史上重要なブフォン論争のまっただなか。ラモーを代表とするフランス派と、フランス・バロックオペラの豪奢な世界を不自然だとするルソーに代表されるイタリア派との争いとなったブフォン論争において、ラモーの一連の作品は非難の対象となってしまっていました。そんな中、1754年にいわばフランス派の最後の切札として再上演されたのが、この「カストールとポリュックス」でした。再上演に際し、ラモーはプロローグを削除、第1幕は全く新しく創作、さらにいくつかの改訂をくわえ、よりドラマティックな構成に仕立て直しました。この再演版は大成功をおさめ、翌年の1755年まで定期的に上演され、1763年には宮廷で上演、さらに1764年と、ラモーの死の半年前65年にも上演されました。その後1770-82年までもたびたび上演されています。神話の世界のきらびやかさと、洗練されたオーケストレーションは、古典派のオーケストラ時代の到来を告げているともいえるでしょう。この1754 年版を、ピション率いるアンサンブル・ピグマリオンが、実に鮮烈に演奏しています。
あらすじは、神話の兄弟カストールとポリュックスの物語。彼らが織りなす複雑な恋模様から生まれた嫉妬と策略により、カストールは戦の中で命を落としてしまう。ポリュックスは、自分の永遠の命を失っても兄を助けてほしいと神に嘆願する。その自己犠牲の精神に心動かされたユピテルが、兄弟の双方に永遠の命を授け、ふたりは天界の双子、カストールとポリュックス(ふたご座)となる、という物語。

◆レコード芸術 2015年12月号 特選盤

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