
フィンランドへの誘い24節気で綴るフィンランド・ピアノ作品集
鈴木美奈子初のソロ・アルバムにして、意欲的なコンセプト・アルバムの完成!
レーベル:3RD-RECORDS
商品番号:3RD-003
既発売
シベリウス、パルムグレン、ハンニカイネンの3人のピアノ曲を集め、日本の24節気になぞらえて選曲されたユニークなコンセプト・アルバムです。1月(タンミクー)=冬の真ん中、2月(ヘルミクー)=水滴の凍る、3月(マーリスクー)=雪解けに土が顔を出す…などフィンランド語のそれぞれの月の意味と発音に日本の季節感を重ねて生み出された、フィンランドの大地の息吹、透明な空気を感じさせる素敵な内容。2007年に没後50年を迎えたフィンランドの国民的作曲家シベリウス。「即興曲」作品5-5は美しいメロディーと繊細な響きに心酔。「北欧のショパン」「光の詩人」とも言われているパルムグレンの「星にまたたく」は、高音域のキラキラとした透明な響きが星のまたたきをイメージさせ、ぴーんと張り詰めた北の空気を感じさせる曲。ドビュッシーへのオマージュとして作曲された、ピアニストでもあり作曲家のイルマリ・ハンニカイネンの「ドビュッシーのシルエット」。などなど美しく可憐なフィンランドのピアノ曲を楽しむことの出来る1枚。ピアノ・ファン、北欧ファンならずとも必聴のアルバムです。
鈴木 美奈子 プロフィール
桐朋学園大学音楽学部を経て、1987年ハンガリーのリスト音楽院に留学。リスト音楽院大ホールでのコンサートやハンガリー国営放送などに出演。また、88年にはチェ口の川上徹と、デュオ・ヴィガドーを結成。ハンガリー、アメリカでコンサート活動を行う。またオーディションに合格し、ハンガリーのバルトーク音楽祭、シカゴでのラヴィニア音楽祭に参加し、特にバルトークでの演奏において、「彼女の演奏は、日本人がバルトークの書いた民族音楽を深く理解しうるという、好例である」(ゾルターン・コチシュ)との高い評価を得る。帰国後は、仙台フィルハーモニー管弦楽団とモーツァルトやグリークのピアノ協奏曲等を共演。また独自のトークを交えてのソロリサイタルも注目を集めている。91年デュオ・ヴィガドーとして、日本室内楽コンクール・デュオ部門にて築2位を受賞。NHK/FM『土曜リサイタル』出演や、原村・リゾナーレ音楽祭にゲストアーティストとして招聘されるなど、ソリスト・室内楽奏者またチェンバロ奏者として幅広く活躍する他、声楽の伴奏や演奏解釈についてのレクチヤーを行うなど、後進の指導にも積極的である。
<小寒> シベリウス:エレジアコ 作品76-10
<大寒> パルムグレン:粉雪 作品57-2
<立春> パルムグレン:ロマンス 作品73-1
<雨水> ハンニカイネン:ドビュッシーのシルエット 作品20-4
<啓蟄> パルムグレン:星はまたたく 作品72-1
<春分> ハンニカイネン:問い 作品11b-4
<清明> パルムグレン:黄昏の幻想 作品73-3
<穀雨> シベリウス:即興曲 作品5-5
<立夏> パルムグレン:5月の太陽は微笑む 作品102-5
<小満> パルムグレン:5月の夜 作品27-4
<芒種> シベリウス:踊りの歌 作品34-2
<夏至> シベリウス:ピヒラヤの花咲く時 作品75-1
<小暑> シベリウス:白樺 作品75-4
<大暑> シベリウス:金魚草 作品85-4
<立秋> シベリウス:つりがね草 作品85-5
<処暑> シベリウス:ソナチネ第2番第2楽章 作品67-2
<白露> パルムグレン:とんぼ 作品27-3
<秋分> シベリウス:ソナチネ第1番第1楽章 作品67-1
<寒露> パルムグレン:別れ
<霜降> パルムグレン:歌あそび
<立冬> シベリウス:ソネット 作品94-3
<小雪> シベリウス:道化芝居 作品76-13
<大雪> シベリウス:もみの木 作品75-5
<冬至> パルムグレン:地に平和 作品102-12
鈴木美奈子(P) 録音:2006年9月7、8日 相模湖交流センターホール
