
パリのオペラ座と来日してした指揮者、グスタフ・クーン氏にいろいろなお話を伺う機会がありました。
CDやDVDの録音を中心にご紹介いたします。
<<2008年7月30日 新高輪プリンス・ホテルにて>>
3年前にザルツブルクの現代音楽レーベル ”col legno” の共同経営者になったクーン氏は現代音楽だけでなく、積極的に古典派、ロマン派の音楽も取り上げていくようです。
スイスのチロル音楽祭では一晩と24時間の間にワーグナーの「ニーベルングの指環」を全曲、上演し大評判になりました。col legno からはDVDで「指環」全曲、「トリスタンとイゾルデ」「パルシファル」をリリースしていますが、これはPAL方式のため日本ではあまり評判になりませんでした。今回、「ぜひNTSCで!」と要請した結果、2009年は「マイスタージンガー」がNTSCでリリースされそうです。2010年から「オランダ人」「タンホイザー」「ローエングリン」と続き、2012年に完結しますが一人の指揮者でワーグナーの主要全オペラを映像化するのはグスタフ・クーンが史上初の快挙と申せましょう。
ベートーヴェンの全管弦楽作品(全交響曲、ミサ・ソレムニス、ピアノ協奏曲1番、皇帝は発売済み)も録音予定で日本の雅楽、歌舞伎にも強い関心を示すグスタフ・クーン。
今後、col legno から目が離せなくなりそうです。
