
大井浩明/ベートーヴェン:フォルテピアノのためのソナタ集
フォルテピアノ8台をたった一人で弾き分ける!
あの「シナファイ」の大井浩明による
現在進行型ベートーヴェン:ソナタ&交響曲ドキュメンタリー
レーベル:OPUS55
品番:MOCP 10004/MOCP 10005
発売日:10月22日
ベートーヴェン:フォルテピアノのためのソナタ集 Plaudite Amici
・ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 作品14の1
・ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 作品14の2
・ピアノ・ソナタ第11番 変ロ長調 作品22
大井浩明[フォルテピアノ/アントン・ワルター・モデル]
録音:2008年、京都、東京におけるライヴ収録
(MOCP 10004)
ベートーヴェン:フォルテピアノのためのソナタ集 Plaudite Amici
・ピアノ・ソナタ第12番『葬送』 変ロ長調 作品26
・ピアノ・ソナタ第13番『幻想曲風ソナタ』 変ホ長調 作品27の1
・ピアノ・ソナタ第14番『月光』 嬰ハ短調 Op.27の2
大井浩明[フォルテピアノ/アントン・ワルター・モデル]
録音:2008年、京都、東京におけるライヴ収録
(MOCP 10005)
ベートーヴェン存命時(1800年前後)、フォルテピアノという楽器は見違えるような変革、発展を遂げた。彼は新しく作り出されてゆく楽器に強い興味を持ち続け、アクション機構や音域、多彩なペダル機能の効果を、その都度、自作品に取り入れていきました。その多くは、記号や文字で仔細に楽譜に書き込まれているものの、作曲者死後約50年を経過してから現在の形に整えられた鉄骨製のモダン・ピアノでは、再現不能な指定も多く、実際には数々の妥協を強いられているのが現状である。そして、問題をややこしくしているのは、フォルテピアノの「進化」はモダンへ向かって一直線に驀進したわけでもなく、またベートーヴェン自身の希望どおりに「応答」したわけでもないこと。ベートーヴェンの天才的イマジネーションは、当時のフォルテピアノの限界も現代のピアノの制約も遥かに凌駕してしまっている!
このディスクはベートーヴェン自身の楽器の変遷に合わせフォルテピアノ都合8台を弾き分けて32曲のソナタと交響曲9曲(リスト編)に挑む奇才:大井浩明の、現在進行型ドキュメンタリーとでもいうべきアルバム。大井は、あのクセナキスの難曲「シナファイ」を弾きこなす男として注目を浴びた超人。カヴァー画像の猿は、森狙仙[1747-1821]の作品(ボストン美術館蔵)。
