
ノルウェーの文学と音楽を結ぶ文化遺産に加わる名録音
トンメセン:霊感を与えられた娘ヴェスレモイ~声とピアノのための
レーベル:2L
品番:2L 078SABD(SACD Hybrid+Bul-ray)
好評発売中
トンメセン:霊感を与えられた娘ヴェスレモイ (2007) (声とピアノのための)
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(メゾ・ソプラノ)
ニルス・アンデシュ・モッテンセン(ピアノ)
録音時期:2010年2月8-11日、オスロ、ソフィエンベルグ教会
録音方式:DXD (24/352.8kHz) Recording(セッション)
【2Hybrid SACD】
■Ordinary CD
■2.0ch DSD
■5.1ch DSD
【Music Blu-ray】
■2.0ch LPCM 24BIT/192 kHz
■5.1ch DTS HD Master Audio 24BIT/192 kHz
■mShuttle: FLAC 96kHz + MP3
制作・録音:モッテン・リンドベルグ
トンメセンの新作『霊感を与えられた娘ヴェスレモイ』。北欧の優秀録音レーベル「2L」のブルーレイ・オーディオ&SACDハイブリッドX2の3枚組で発売されます。 アルネ・ガルボルグ[1851-1924]の連作詩集「ハウグトゥッサ(山の精)」は、ヘンリク・イプセンの劇「ペール・ギュント」や中世から伝わる幻想の詩「夢の詩」と並び称されるノルウェー文学の遺産です。この作品について作曲家のオラヴ・アントン・トンメセンは、「ノルウェー語を理解する人たちへの贈り物。幻想の詩「夢の詩」や詩のエッダ「古エッダ」の「オーディンの訓言」といった中世文学の余韻と、ダンテの「神曲」やプーシキンの「エフゲニー・オネーギン」といったヨーロッパ散文詩の余韻を漂わせながら、途方もないひろがりをもって、喪失、憂鬱、救済を不気味な姿に描いた無比の作品だ」と言っています。 翻訳が困難なためノルウェー語圏にとどまるはずだった「ハウグトゥッサ」の名が広くヨーロッパ世界に知られるきっかけとなったのは、ガルボルグと同時代の作曲家エドヴァルド・グリーグの歌曲でした。「(グリーグの歌曲集では)超自然の要素が大きく省かれたため、ハイネの詩によるシューマンの『詩人の恋』に似た、裏切りと喪失に終わるありきたりの恋物語になった・・・「ハウグトゥッサ」は、それだけではない」(トンメセン) その壮大な世界を表現するためトンメセンは、共同でプロジェクトにあたったソプラノ歌手のグリ・エッゲとピアニストのホーコン・アウストボーと一緒に、ガルボルグの書いた309ページから選んだ詩を約30ページのテクストにまとめ、詩文の一部に手を加えました。 オラトリオとリートの歌手として国際的に活躍するマリアンネ・ベアーテ・シェランは、『霊感を与えられた娘ヴェスレモイ』のプロジェクトに早くから関心を寄せ、2010年2月3日、ニルス・アンデシュ・モッテンセンの共演によりオスロ・コンサートホールの小ホールでこの作品を取り上げました。このコンサートのためトンメセンはメッツォソプラノの声域に合わせていくつかの改訂を施しています。このアルバムのための録音セッションは、そのコンサートの後、8日から11日にかけてソフィエンベルグ教会で行われました。アルバムのブックレットには、歌詞の対訳に替えて、トンメセン自身がまとめた全45トラックの要約(英語、ノルウェー語)が掲載されています。ノルウェーの文学と音楽を結ぶ文化遺産に新たな一作が加わりました。
