
繊細の極みと鋼鉄のタッチ。ふたりの巨匠の貴重な記録
レーベル:KII
記号番号:KKC-2001/2 (2CD)
発売時期:10月19日
Dics1
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73《皇帝》/ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.380 (L.23)
ワルター・ギーゼキング(ピアノ)、クルト・ウェス指揮NHK交響楽団
[収録:1953年3月21日 日比谷公会堂]
Disc 2
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
エミール・ギレリス(ピアノ)、ウィルヘルム・ロイブナー指揮NHK交響楽団
[収録:1957年10月12日 共立講堂]
今や伝説と化したふたりの大ピアニストのN響出演。ギーゼキングは当時58歳。自然かつ繊細な円熟の巨匠芸を聴かせてくれます。弱音の美しさは古い録音を通じても鳥肌が立つほど絶品です。ギレリスは当時41歳。初来日時の公演で、世界中で評判となっていた「鋼鉄のタッチ」と曖昧な所のまるでない楷書風な演奏に驚かされます。
日本を代表するオーケストラNHK交響楽団は、今年10月5日に創立85年を迎えます。それを記念して、過去の名演の中から選りすぐりを初CD化。他では手に入りません。いずれも伝説となった公演だけに、それを耳にできることは信じ難い嬉しさと申せましょう。マスタリングはALTUSが担当。また、それぞれの演奏についての「音楽の友」誌あるいは「音楽芸術」誌に掲載された、当時の批評を採録。高名な評論家が褒めたり貶したりしているものを読みつつCDに耳を傾けることで、文章と実演を自身で確認できるという新しい試みです。
