21世紀のオルガン音楽

スザンネ・クヤラによる
21世紀のフィンランド・オルガン作品集

  • アーティスト:スザンネ・クヤラ
  • レーベル:Alba
  • 品番:ABCD-440
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 入荷予定時期:2019年4月下旬

TRACK LIST

『21世紀のオルガン音楽』

ヴェリ・クヤラ(1976–):サイクロン(2006)
マイヤ・ヒュンニネン(1977–):三つの世界(2010–11)(オルガンとライヴ・エレクトロニクスのための)
ミンナ・レイノネン(1977–):Par Préférence(好みで)(2009)
オッリ・ヴィルタペルコ(1973–):ドーキンズ(Dawkins)(2008)
アンティ・アウヴィネン(1974–):Single Excelsis(2012)

スザンネ・クヤラ(オルガン)

★『ポルトハン・オルガンで弾くバッハ』(ABCD424)をリリースしたベルリン生まれのスザンネ・クヤラ(1976–)の Albaレーベル第2作。フィンランドの作曲家が、楽器の音量、リズム振動、空気の質感といったオルガンの特性を活かしスザンネ・クヤラのために作った5曲が演奏されます。ヴェリ・クヤラは、シベリウス・アカデミーでコンサート・アコーディオンと作曲を学びました。ソロ、室内楽、エレクトロ=アコースティックの音楽を作曲、プレーヤーとしても活動しています。マイヤ・ヒュンニネンは、コンサート・ミュージック、電子楽器デザインなどの分野で作曲家、サウンドアーティストとして活動。カリフォルニア大学バークリー校の博士課程で学んでいます。〈無窮動〉〈沈んだ大聖堂〉〈螺旋階段〉の《三つの世界》。ミンナ・レイノネは、ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーの DocMus博士課程の学生です。フィンランドの環境と民話、日常的な物や音といった、音楽以外の出会いからインスピレーションを得て作曲することが多いといい、《Par Préférence》は「交互に起こる強いコントラスト」を基に作られました。オッリ・ヴィルタペルコは、エディンバラ大学で作曲、バロック・チェロとアーリーミュージックの演奏を学び、シベリウス・アカデミーで作曲と音楽理論を修めました。イギリスの生物学者の名を曲名とする《ドーキンズ》は、「柔らかく荘厳な音が大空間でどう響くか」をコンセプトに作曲された〈反復子〉〈ポリモーフィズムの方へ〉〈不滅のコイル〉の3楽章の作品。アンティ・アウヴィネンは、音色とリズムに特別な関心をもち、モダニストの作曲語法を強い緊張感やドラマの感覚と融合させた、室内アンサンブルのための音楽を中心に作曲しています。

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