チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」

ガウクの“幻の「悲愴」”約61年ぶりに驚愕の〈新事実〉とともに復活!

  • アーティスト:アレクサンドル・ガウク、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:Grand Slam
  • 品番:GS-2201
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 録音情報など:モノラル

TRACK LIST

チャイコフスキー:
①交響曲第6番 ロ短調「悲愴」Op.74
②情景(第2幕)~バレエ「白鳥の湖」Op.20より
③ワルツ(第1幕)~バレエ「白鳥の湖」Op.20より
④グラズノフ:スペイン舞曲~バレエ「ライモンダ」Op.57より

アレクサンドル・ガウク(指揮)、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
ライヴ録音:1958年5月12日、東京、日比谷公会堂
使用音源:新世界 ① PLS-44(33 1/3 rpm)、②-④PEV-65(45rpm)

■制作者より
 1958年4月、旧ソ連からレニングラード・フィルが初来日をはたしました。最終日近くの5月12日、日比谷公会堂で行われたアレクサンドル・ガウク指揮のチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」とアンコール3曲(「白鳥の湖」より)がライヴ録音されましたが、これらは外来オーケストラの初めての日本録音という記念すべきものでした。約2ヶ月後、「悲愴」は30センチLPで、「白鳥の湖」は45回転のEPでそれぞれ発売されましたが、各媒体では日比谷公会堂の音響の悪さがことごとく非難されたため、以後、これらのレコードは〈一度も〉再発売されることなく、60年以上が経過しました。そのため、中古市場では「悲愴」は極めてレアですが、「白鳥の湖」のEP盤はさらに稀少であり、あらゆるレコードの中でも最も入手が難しいものです。
 今回、かけがえのない音源を復刻することに成功しましたが、その過程で思わぬ事実が発覚しました。まず、「白鳥の湖」の3曲のうちの1曲〈スペイン舞曲〉は、何とチャイコフスキーではなく、グラズノフの「ライモンダ」だったのです!また、「悲愴」はかなりピッチが高くカッティングされていたため、これも修正しました。つまり、当時は狂ったピッチの「悲愴」を聴き、グラズノフをチャイコフスキーと勘違いして、批評がなされていたのです。61年目にしてようやくまっとうな形で復刻されたので、今こそこれらの演奏の正しい評価がなされる時なのです。
 なお、オリジナル・マスターはすでに失われているので、LP、EPより復刻しました。60年も経過している盤ですので、それなりにノイズが入ることをご了承下さい。また、アンコールではフェイド・アウトがいささか唐突ですが、これはオリジナル通りです。(平林 直哉)

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