フランコ・ファッチョ(1840-1891):『アムレット』

知られざるフランコ・ファチョのオペラ『アムレット』
スペクタキュラーな演出で注目のブレゲンツ音楽祭2016年ライヴ

  • アーティスト:パオロ・カリニャーニ
  • レーベル:C MAJOR
  • 品番:74-0608
  • ジャンル:ジャンルクラシック歌劇
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2DVD
  • その他の製品情報:画面:16:9 NTSC 音声:PCM ステレオ、 DTS5.0 字幕:独英仏韓 (原語:伊)

TRACK LIST

フランコ・ファッチョ(1840-1891):『アムレット(ハムレット)』(4幕)

台本:アッリーゴ・ボーイト
原作:ウィリアム・シェイクスピア「ハムレット」

パオロ・カリニャーニ(指揮)ウィーン交響楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団、ブレゲンツ音楽祭合唱団
ルカーシュ・ヴァシレク(合唱指揮)、ベンジャミン・ラック(合唱指揮)
パヴェル・チェルノフ(アムレット(ハムレット)/ テノール)
ユリア・マリア・ダン(オフェーリア(オフィーリア)/ ソプラノ)
クラウディオ・スグーラ(クラウディオ(クローディアス)/ バリトン)
シャミリア・カイザー(ゲルトルーデ(ガートルード)/ メゾ・ソプラノ)
ジャンルカ・ブラット(幽霊&司祭 / バス)
エドゥアルド・ツァンガ(ポローニオ(ポローニアス)/ バス)
セバスチャン・スーレ(オラツィオ(ホレイショー)/ バス)
バルトシュ・ウルバノヴィッチュ(マルチェッロ / バス)
パウル・シュヴァイネスター(ラエルテ(レアティーズ)/ テノール)
ジョナサン・ウィネル(ゴンザーガ王&伝令 / テノール)
ザビーネ・ウィンター(女王 / ソプラノ)
平野和(ルチアーノ&第1の墓掘り人 / バス・バリトン)
ハンス= ヨルグ・ウルム(第2の墓掘り人 / 黙役)
演出:オリヴィエ・タンボージ
装置:フランク・フィリップ・シュレスマン
衣裳:ゲジーネ・フェルム
照明:ダヴィ・カニンガム
振付:ラン・アルトゥール・ブラウン
ドラマティック・アドバイザー:オラフ・A・シュミット

収録:2016年7月20日ブレゲンツ祝祭劇場「第71回ブレゲンツ音楽祭」
映像監督:フェリックス・ブライザッハ

★毎年夏にオーストリアのブレゲンツで行われる音楽祭の2016年ライヴ収録。演目は作曲家フランコ・ファッチョの隠れた名作である歌劇『アムレット』です。フランコ・ファッチョは、ほとんど知られていない作曲家ですが、ヴェルディの歌劇「オテロ」の初演時の指揮を務めた人物。ヴェルディのオペラをはじめ当時のオペラ界に精通していたので、ファッチョ自身は、大きな野心をもってこの作品に取り掛かっていました。台本作家として成功おさめていたボイートがこの台本も手掛け、1865年にジェノヴァで初演、1871年にスカラ座で改訂後再演されました。しかし、初演での評価は芳しいものではなく、以後143年間上演された記録がありませんでした。2014年にオペラ・サウスウェスト(アメリカ)で143年ぶりに全幕上演され、近年再評価が進んでいます。そして、2015年にブレゲンツ音楽祭の総監督に就任したエリザベート・ソボトゥカの尽力により、今回ブレゲンツ音楽祭で上演が叶いました。初演時の不評はキャスティングにあったと言われています。ファッチョは、主要キャストだけではなく、すべてのソリストに対して高い技量を求めました。ですので、今回の上演にあたっても万全の歌手陣が選ばれました。気鋭のチェコ人テノール、パヴェル・チェルノフが演じるハムレット、イタリアの新星バリトン、クラウディオ・スグーラが歌うクローディアス、ソプラノのユリア・マリア・ダンが演じるオフィーリア、さらに、ウィーンで活躍する日本人バス・バリトン、平野和がルチアーノと墓掘り人夫を演じているのにも注目です。

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