トランペット協奏曲

現代フィンランドを代表する作曲家 カイパイネンのトランペット協奏曲
初演したピリネンが初録音に挑戦!

  • アーティスト:パシ・ピリネン
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-369
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

トランペット協奏曲

ヨウニ・カイパイネン(1956?):トランペット協奏曲 Op.66(2003)
ヨーゼフ・ハイドン(1732?1809):トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1
アンリ・トマジ(1901?1971):トランペット協奏曲(1948)

パシ・ピリネン(トランペット)
タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団 ハンヌ・リントゥ(指揮)

★パシ・ピリネン(1969?)はフィンランドのトルニオ生まれ。シベリウス・アカデミーのジュニア・アカデミーで学んだ後、1988年からロンドンのギルドホール音楽演劇学校のジョン・ミラー、ポール・コッシュ、スティーヴン・キーヴィの下で学びました。卒業後、クリーヴランドのマイケル・サックスとパリのアントワーヌ・キュレにも師事しています。1995年から2005年までフィンランド放送交響楽団の首席トランペット奏者、2005年からはヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を務めています。コンセルトヘボウ管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、オスロ・フィルハーモニック、王立ストックホルム・フィルハーモニックをはじめとするオーケストラで客演首席奏者として演奏、フィンランド・バロック管弦楽団ではピリオド楽器を演奏しています。ソロ奏者としても活動し、マックスウェル=デイヴィスの協奏曲、ヘンツェの《レクイエム》、ベリオの《セクエンツァX》を演奏、フィンランドのエーリク・ベリマンとハッリ・ヴェッスマンの協奏曲を初演しました。カイパイネンのトランペット協奏曲もピリネンが初演した作品です。
★この作品は、カイパイネンが「エリート主義」的作風を離れる転機になったという1990年のクラリネット協奏曲《今を楽しめ!》の後、オーボエ、ピアノ、サクソフォーン四重奏、ヴィオラ、ホルン、チェロ、ファゴット、ヴァイオリンとつづく、ソロ楽器と管弦楽のための作品のひとつ。フィンランド文化基金の支援を受けピリネンがカイパイネンに委嘱して作曲され、ピリネンが1997年からメンバーを務める室内アンサンブル、アヴァンティ!の「夏の響き」フェスティヴァルで初演されました。〈アンダンテ〉〈コメ・カデンツァ:アレグロ〉〈ラルゴ・クヴィエト〉〈プレスト〉の4楽章で構成された、演奏時間が約29分半の作品です。初録音のカイパイネンの作品に続きハイドンとトマジ、トランペットのスタンダードレパートリーの協奏曲が2曲演奏されます。

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