川を渡る

フィンランドのオルガニスト、カリ・ヴオラがヴィオラ・ダ・ガンバと共演

  • アーティスト:ヴァルプ・ハーヴィスト
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-401
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.0 multichannel / stereo
  • 収録時間:78:51

TRACK LIST

川を渡る

ユハニ・ヌオルヴァラ(1961–):ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソロ(2008)
オリヴィエ・メシアン(1908–1992):キリストの昇天(1934)(オルガンのための)
オッリ・コルテカンガス(1955–): 奉献唱(2012)(ヴィオラ・ダ・ガンバのための)
コルテカンガス:5つの川を渡る(2008)(オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバのための)
【アケローン/コキュートス/プレゲトーン/レーテー/ステュクス】

ヴァルプ・ハーヴィスト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
カリ・ヴオラ(オルガン)[中央ポリ教会(フィンランド)のパッシェン・キール・オルガン(2007年)]
録音:2013年10月7日–8日 中央ポリ教会(ポリ、フィンランド)
制作:ヴァルプ・ハーヴィスト、カリ・ヴオラ
録音:ミカ・コイヴサロ

★ブラームス(ABCD121)、レーガー(ABCD175)、J・S・バッハ(ABCD209)の作品を録音したフィンランドのオルガニスト、カリ・ヴオラの新作。
フィンランドのヴィオールとチェロの奏者、ヴァルプ・ハーヴィストと共演、ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガンのソロとデュオの作品を演奏しています。メシアンの《キリストの昇天》とともにメイン・プログラムに組まれた《5つの川を渡る》は、フィンランドのコルテカンガスが、パライネン・オルガンフェスティヴァルの委嘱により作曲した作品。《オリヴィエ・メシアンへのオマージュ》の副題をもち、オルガンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのデュオ曲として書かれています。ギリシャ神話の冥界ハーデースを囲む5つの川--「悲嘆の川」アケローンとコキュートス、「火の川」プレゲトーン、「忘却の川」レーテー、死者の魂を冥界へ渡すステュクス--の名をもつ5つの楽章で構成。具体的なプログラムではなく「川とその川を渡る印象」を表現したという音楽です。
コルテカンガスのヴィオラ・ダ・ガンバのソロ曲《奉献唱》は、ラップランドのヘタ音楽祭の委嘱作。ラエスタジアス派の復活祭の賛美歌に基づいて作曲されています。ユハニ・ヌオルヴァラの《ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソロ》は、純正律の楽器のための独奏曲。瞑想に始まり、勢いのついたあと、静穏に終わる。ヴィオール奏者、ルオラヤン=ミッコラの委嘱で作曲されました。録音セッションは、前作『喜びと悲しみの賛美歌』(ABCD362)と同じ、ポリの中央ポリ教会で行われました。クルト・ルーダースがフランスのロマンティック・オルガンの伝統に基づき設計、キールのパッシェン・キール・オルガン工房が制作した楽器の設置された教会です。

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