『ポルトハン・オルガンで弾くバッハ』

ヤナッカラ教会のマルッティ・ポルトハン製作のオルガン設置25周年記念録音

  • アーティスト:スザンネ・クヤラ
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-424
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:59:49

TRACK LIST

『ポルトハン・オルガンで弾くバッハ』

J.S.バッハ(1685–1750): 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.532  ソナタ ホ短調 BWV.528 
前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543 ソナタ ハ短調 BWV.526
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564 スザンネ・クヤラ(オルガン)

録音:2018年3月19日–20日 ヤナッカラ教会(ヤナッカラ、フィンランド)
制作: ヴェリ・クヤラ 録音: マルック・ヴェイヨンスオ

★ヘルシンキから北へ約100 キロ、ハメーンリンナのヤナッカラ市の中世教会にあるオルガンは、マルッティ・ポルトハンのオルガン工房で製作され、1993年に教会に設置されました。ポルトハンのオルガンは、特定の歴史様式を再現したデザインと、耐湿度性を高め共鳴を抑えるため若木を熱処理した材料を使うことによる安定した美しい音色が評価されています。ヤナッカラ教会のオルガンは、ベーレント・フスと甥のアルプ・シュニトガーが1668年から1675年にかけて製作した、北ドイツのシュターデ市、聖コスマ・エ・ダミアノ教会のオルガンをモデルに作られました。ポルトハン・オルガンは、平均律からミーントーンへの切り替えがスイッチ操作で行われ、この録音は平均律で演奏されています。ポルトハン・オルガン設置25 周年を記念するアルバム。《前奏曲とフーガ ニ長調》に始まり《トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調》のグランドフィナーレまで、祝祭気分にみちたプログラムが組まれました。スザンネ・クヤラ Susanne Kujala(1976–)は、ベルリン生まれ。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンの後、1998年からヘルシンキに移り、シベリウス・アカデミーでアコーディオンとオルガンを学びました。2013年、現代音楽の楽器としてのオルガンをテーマにした論文で博士号を取得。シベリウス・アカデミーで教えながら、オルガニストとして現代フィンランドの作曲家、バッハ父子、リスト、レーガーたちの作品によるソロ活動を行っています。 彼女はアコーディオン奏者としても活動し、カレヴィ・アホの《2つのアコーディオンのためのソナタ》の録音(BIS-1886)にも参加しました。

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