ペール・ヘンリク・ノルドグレン:『夢を見ているように』

  • アーティスト:マルコ・ユロネン
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-435
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.1 Multichannel/stereo
  • 収録時間:71:31

TRACK LIST

『夢を見ているように』

ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944–2008):
①チェロと弦楽オーケストラのための協奏曲第3番 Op.82(1992)
②夢を見ているようにOp.21
(1974 arr.2017)(ユハ・カンガス(1945–)編曲)(チェロと19 の弦楽器のための)*
③ヴィオラ、コントラバスと室内オーケストラのための協奏曲 Op.87(1993)

マルコ・ユロネン(チェロ) 
リッリ・マイヤラ(ヴィオラ) 
オリヴァー・ティエリ(コントラバス)
オストロボスニア室内管弦楽団 ユハ・カンガス(指揮) [*世界初録音]
録音: ①2018年5月22日、②5月23日、③11月8日–9日 
スネルマン・ホール(コッコラ、フィンランド)
制作・録音: サイモン・フォックス=ガール

★「信じられないほどの勢いと創造性のある世代……潜在する力がまだ充分に探求されておらず、その作品がそれぞれの国以外ではコンサートに欠かせない演目にはなっていない世代」の作曲家のひとり、フィンランドのノルドグレン(1944–2008)の『フィンランド悲歌』(ABCD425)につづく作品集。《チェロと弦楽オーケストラのための協奏曲第3番》は、ショスタコーヴィチの交響曲第12番《1917年》の短い引用のある、対照的な4つの楽章の作品です。オストロボスニア室内管弦楽団の委嘱で作曲、1992年9月12日、スティーヴン・イッサーリスとユハ・カンガスの指揮で初演されました。マルコ・ユロネン(1966–)とオストロボスニア室内管弦楽団にとっては2度目の録音です。 《夢を見ているように》は、「リゲティに近いクラスター風スタイルの和声と表現的なメロディによる『メロディック=ポリフォニック・クラスター』」の音楽として、1974年、チェロとピアノのために作曲されました。この作品をユハ・カンガスが「チェロと19の弦楽器」のために編曲、「ノルドグレンの音楽」の音世界をできる限り忠実にたどりながら、独奏チェロとオストロボスニアのプレーヤーが対話する抒情のパッセージをもつ作品に作り上げました。 《ヴィオラ、コントラバスと室内オーケストラのための協奏曲》は、カウスティネン室内楽週間の委嘱作。ヴィオラとコントラバスのソロと、ピアノ、打楽器、幅広い色彩の弦楽によるアンサンブルが「小説のチャプター」のように音楽を展開させてゆく単一楽章で書かれ、終幕、「わたしたちを彼岸に導こうとする」かのようにハイドンのピアノ曲《アンダンテ ト短調》が「これ以上ないスローモーション」で引用されます。 [注 《夢を見ているように》のブックレット裏とインレー・カードに記載された「Op.20」は、謝りです。ブックレットのノーツにある「Op.21」が正しい作品番号です。]
6417513104356

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