トイヴォ・クーラ: ピアノ作品全集

ナショナル・ロマンティシズムの作曲家トイヴォ・クーラの
ピアノ作品全集をフィンランドの若手ヤンネ・オクサネンが録音!

  • アーティスト:ヤンネ・オクサネン
  • レーベル:ALBA
  • 品番:ABCD-445
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:80:03

TRACK LIST

『トイヴォ・クーラ ピアノ作品全集』

トイヴォ・クーラ(1883–1918):
ピアノのための3つの小品 Op.3b【悲歌(1908)、結婚行進曲(1908)、小さなガヴォット(1906)】
ピアノのための2つの小品(歌曲の編曲) Op.37【流れを漂う舟(1907)、舟歌(1912)】
フィンランドの歌による変奏曲 ホ短調(c.1900)
インヴェンション(c.1905)
昔の秋の歌Op.24 no.3(1917)
ショッティーシュ(c.1904)
祝祭行進曲Op.13b(1910)
ピアノのための組曲 Op.26
 【ピーリレイッキ(輪踊り)(1914)、羊飼いの想い(1914)、即興的な踊り(1914)、夜想曲(1914)、
  平安(アダージョ(Adagio))(1914)、葬送行進曲(1915)、羊のポルスカ(1915)】
3つの童話の情景Op.19(1912)【童話の情景第1番、童話の情景第2番、童話の情景第3番】

ヤンネ・オクサネン(ピアノ)

★ナショナル・ロマンティシズムの作曲家トイヴォ・クーラ(1883–1918)は、1907年のホ短調のヴァイオリンソナタと1908年のピアノ三重奏曲イ長調で注目され、歌曲を中心とする声楽曲とピアノ曲で当時、オスカル・メリカントと同じように人気を集めました。フィンランド内戦中の1918年、白軍の勝利を祝う会場での口論による発砲事件の傷が元で亡くなってからも、「短調」で書かれた《結婚行進曲》をはじめとする「哀愁と感傷の音楽」は、広く愛され、演奏されています。将来を期待される若いピアニストのひとり、フィンランドのヤンネ・オクサネンは、クーラが作曲したピアノのための全作品を弾いたこのディスクがデビュー・アルバムです。シベリウス・アカデミーのフェスティヴァル「Sibafest 2018」でクーラの作品を弾き、ラジオ放送などのメディアを通じて好評だったことから、今回の録音が実現しました。シベリウスの家があることでも知られるヤルヴェンパーのホールでセッション録音。
詳細なプログラム・ノート(英語・フィンランド語)もオクサネンが執筆しました。オクサネンは、9月19日、ヘルシンキのテンペリアウキオ教会で行われたアルバム・リリース・コンサートの後、2020年2月2日のヤルヴェンパーまで、30都市をまわる「クーラ:ピアノ作品-ツアー」を計画しています。

Artist

ヤンネ・オクサネン Janne Oksanen(1994–)
ヘルシンキ芸術大学シベリウス・アカデミーとパリ音楽院でテッポ・コイヴィスト、レベッカ・アンゲルヴォ、ドニ・パスカルに学び、リスト=マッティ・マリンの修士課程で研究。ヨルマ・パヌラのクラスで指揮を学び、作曲家として25曲を超す歌曲などを作り、《フィンランディア》を2台ピアノ用に編曲。ポップミュージックとジャズも学び、ロックバンド「Aurora Lights」を創設、グループを解散するまで歌手とギタリストを務めた。

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