スメターチェクの芸術 第4集

知る人ぞ知るスメターチェクの名演、何たる凄味!
チェコ語歌唱も熱い大迫力ショスタコ『メーデー』!
美しい歌に心うきたつプロコも抜群!

  • アーティスト:ヴァーツラフ・スメターチェク
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:ALT-490
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:国内プレス ステレオ
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

スメターチェクの芸術 第4集

①ショスタコーヴィチ:交響曲第3番 変ホ長調《メーデー》 作品20
②プロコフィエフ:交響曲第7番 嬰ハ短調《青春》 作品131

①プラハ放送交響楽団
プラハ放送合唱団(チェコ語歌唱)
②チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
セッション録音:①1974年9月、②1970年6月(ともにステレオ)

★スメターチェク・シリーズ第4弾は20世紀ロシア交響曲集!アヴァンギャルドな曲想を物ともせず、壮絶なテンションで迫力のドラマを生み出すショスタコーヴィチ3番は何たる凄味!手に汗握る疾走感に決然とした展開、チェコ語で高らかに歌い上げられる終結合唱にもおおいに痺れます。対するプロコフィエフ7番は美しい歌にあふれ、うきたつリズム感のなかで次々と旋律を紡いでは戯れていく展開に心躍ります。両曲ともスメターチェク抜群の解釈と巧みなオーケストラ・ドライヴに魅せられる、知る人ぞ知る超名演!
★20世紀作品を体系的に取り上げてきたスメターチェクが、1974年という作曲家の存命中に《メーデー》に目をつけたのは、体制側の抑圧により終息を迎えたロシアン・アヴァンギャルドの音楽を積極的に再評価する意図があったのだろう。フィナーレの歌詞をチェコ語にしたのも、チェコの聴衆に作曲家の狙いをよりよく理解してもらうためと想像される。求心力と迫力に満ちた演奏を聴かせており、合唱付き作品を得意としたスメターチェクの面目躍如たる名演と言えるだろう。(板倉重雄氏の解説より)

◆レコード芸術 2021年10月号 準特選盤

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