ブルックナー:交響曲第9番

巨匠然とした落ち着きぶり、類まれなバランス感覚と見通しの良いサウンド。
演奏・録音ともに優秀。坂入健司郎の「ブル9」ライヴ、遂にCD化!

  • アーティスト:坂入健司郎、東京ユヴェントス・フィルハーモニー
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:ALTL-010
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:国内プレス 
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB 109

坂入健司郎(指揮)
東京ユヴェントス・フィルハーモニー
録音:2018年1月7日/ミューザ川崎シンフォニーホール(ライヴ)

★各界絶賛、坂入& ユヴェントスのブルックナー、真打登場!2018年1月に行われた、第9番のライヴ録音です。これまでに発売されている第5番(ALTL-005)、第8番(ALTL-006)、第3番(ALTL-008)はいずれも好評。そして今作は過去最高と言って差し支えない文句なしの出来栄えです。 2018年9月にはマーラーの「千人の交響曲」を演奏会で披露、これまた素晴らしい完成度でした。次々と名演を繰り出す坂入健司郎、今後も目が離せません! ★巨匠然とした落ち着きぶりと息の長いフレージング。音楽の大きさ、重さに見合ったテンポ設定でブルックナー未完の交響曲をじっくりと奏でていきます。 とても見通しの良い響きで、すべての音がバランス良く分離して聴こえ、両翼配置によるヴァイオリンの掛け合い効果も抜群。指揮者の見事なコントロールと各奏者の高い演奏能力に舌を巻きます。第3楽章の美しさは特に感動的。耳をつんざく和声の絶叫になりがちなクライマックスも、どこか憂いのあるしなやかな響きです。もちろん音量が小さい訳ではなく、張りのある大迫力の演奏。演奏・録音どちらも優秀、注目必至のブル9です。

Artist

坂入 健司郎 1988年5月12日生まれ、神奈川県川崎市出身。慶應義塾大学経済学部卒業。これまで指揮法を井上道義、小林研一郎、三河正典、山本七雄各氏に、チェロを望月直哉氏に師事。また、モスクワ放送響音楽総監督ウラディーミル・フェドセーエフ氏、元アルメニア国立放送交響楽団音楽監督井上喜惟氏と親交が深く、指揮のアドバイスを受け、アシスタントを務めている。13歳ではじめて指揮台に立ち、2007年3月東京芸術劇場で行なわれたチャイコフスキーの『交響曲第4番』をメインとした演奏会で成功を収め、音楽現代2007年5月号において「クライマックスを作るのが実に上手く、白熱した名演となり未来の巨匠ぶりを存分に発揮していた。」と絶賛される。2008年より東京ユヴェントス・フィルハーモニーを結成、現在まで音楽監督を務める。これまで、イェルク・デームス氏、ジェラール・プーレ氏、舘野泉氏など世界的なソリストとの共演や、数多くの日本初演・世界初演の指揮を手がける。2016年、新鋭のプロフェッショナルオーケストラ、川崎室内管弦楽団を結成。音楽監督に就任。2018年には東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に初客演しオルフ「カルミナ・ブラーナ」を指揮、成功を収めた。その他にもマレーシア国立芸術文化遺産大学に客演し、新作を世界初演するなど海外での指揮活動も行なっている。 東京ユヴェントス・フィルハーモニー 2008年「慶應義塾ユースオーケストラ」という名称で、慶應義塾創立150年を記念する特別演奏会のために慶應義塾の高校生・大学生を中心として結成されたオーケストラ。2014年には、幅広い年齢層や出身のメンバーが集い、より広く門戸をひろげて文化活動に貢献する存在でありつづけることを願い、団体名称を「東京ユヴェントス・フィルハーモニー」に名称を変更し、より一層精力的な活動を続けている。総勢約150名による編成。フルーティストの小山裕幾氏をソリストに迎えた創立記念演奏会は成功を収め、その後も、イェルク・デームス氏をソリストに迎えた第2回演奏会や、ジャン・シベリウス作品の日本初演を行なった第3回演奏会、舘野泉氏をソリストに迎え2曲の協奏曲を演奏した第4回演奏会など、毎回独自の演奏会を企画し、数多くの世界初演・日本初演を手がけており、各方面から好評を博している。2018年には、創立10周年を記念してマーラー交響曲第8番「千人の交響曲」を演奏した。

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