シベリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43、ラヴェル:マ・メール・ロワ

息つく暇無く展開される超辛口なシベリウス演奏。
コンドラシンが指揮するシベリウスの中でも最高の演奏の一つ!
マ・メール・ロワは、同年にチェリビダッケが先に演奏しており、
チェリビダッケ・サウンドとコンドラシン・サウンドが化学反応を起こし昇華!

  • アーティスト:キリル・コンドラシン(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
  • レーベル:ALTUS
  • 品番:ALTSA-310
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACDシングルレイヤー
  • その他の製品情報:ステレオライヴ
  • 付属品:日本語帯・解説付

TRACK LIST

シベリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43
ラヴェル:マ・メール・ロワ

キリル・コンドラシン(指揮)フランス国立放送管弦楽団
ライヴ録音:1974年11月6日/シャンゼリゼ劇場

★コンドラシンのシベリウスの交響曲第2番といえば、1979年にコンセルトヘボウを指揮したTahra盤がありますが、今日入手困難となっています。ここで登場したのは、その5年前にフランス国立放送管と共演したライヴ。北欧系指揮者の解釈とは一線を画したコンドラシンならではのエネルギッシュかつボルテージの高い演奏で、どこかリムスキー=コルサコフを思わせます。語り口の巧さと推進力で一気に聴かせるのがさすがで、真に感動させられます。一方ラヴェルの「マ・メール・ロワ」は繊細の極み。コンドラシンらしからぬ響きがしますが、同年にフランス国立放送管と同曲を演奏したチェリビダッケが調教を極めた痕跡が残った興味深い現象と申せましょう。まさに夢幻的な世界を作り出しています。

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