■リー・ペリーがプロデュース、レゲエとアフリカの交わりを記録した79年のカルト作が復刻です！
■伝説のブラックアークスタジオ全盛期にあったリー・ペリーの79年ですが、この作品は中でも強烈…というのは、ジャマイカのレゲエではなくアフリカはコンゴの音楽家と共に録音したのがコレだから。セケ・モレンガとカロ・カウォンゴロというふたりのボーカリスト / ギタリスト / パーカッショニストがリー・ペリーと共にレコーディングした結果、レゲエに通じながらさらに土着的でいなたいアフリカンなリズムをベースに、ダビーな音響が空間を舞う非常に独特な本作が完成。当初Islandに渡されるも何らかの理由で却下・結果的にフランスのSONAFRICからリリースされたという曰く付き(?)な作品でもあります。
■過去に続いたブラックアーク関連のリリースの中でもアンタッチャブルな領域にあった本作ですが、これらに直接的に影響されたであろうエイドリアン・シャーウッドやポストパンクバンドたちを鑑みれば、その影響力は多大でしょう。むしろ今こそ再評価されるに相応しい、そんな隠れた傑作でございます！