リゲティ: 6つのバガテル(1953)~木管五重奏のための、室内協奏曲(1970)、10の小品(1968) ~木管五重奏のための

驚愕! なんとロトとレ・シエクルが ピリオド楽器でリゲティに挑戦!

  • アーティスト:フランソワ=グザヴィエ・ロト、レ・シエクル
  • レーベル:ACTES SUD
  • 品番:ASM-26
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:DDD
  • 収録時間:44:01

TRACK LIST

リゲティ:
①6つのバガテル(1953)~木管五重奏のための
②室内協奏曲(1970)
③10の小品(1968) ~木管五重奏のための

フランソワ=グザヴィエ・ロト(指揮)レ・シエクル
録音:2016年4月12-14日/メジャン礼拝堂(アルル)、シテ・ド・ラ・ミュジーク(パリ)(すべてライヴ)

★毎回思いもよらぬ企画で、音楽ファンの度肝を抜く奇才指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロト。今回は何とリゲティをとりあげました。1923年に生まれ、2006年に歿したリゲティは、今年が歿後10年のまさに現代作曲家。それをピリオド楽器集団のレ・シエクルで演奏するというのが常人には思いつかない発想です。
★収められた3篇のうち2つは木管五重奏のための室内楽曲。このジャンルで重要なレパートリーとなっていますが、ピリオド楽器による演奏はもちろん初めて。レ・シエクルのメンバーであるマリオン・ラランクール(フルート)、エレーヌ・ムロ(オーボエ)、クリスティアン・ラボリ(クラリネット)、ミカエル・ロラン(バソン)、ピエール・ルジェリ(ホルン)の五重奏ですが、まず木管楽器の音色の違いに驚かされます。ことにバソンとホルンは、今や絶滅寸前の19世紀的なフレンチ・サウンドを聴かせ、同曲の印象ががらりと変わります。
★さらに興味津々なのが、ロトの指揮する「室内協奏曲」。13人の奏者のための作品で、各奏者の力量とアンサンブルの難しさで知られます。リゲティならではの猟奇的な音楽が繰り広げますが、パステル画のような明るい音色でとっつきにくさや難解さは皆無。むしろあっと言う間の18分を味わえます。
★これを聴かずにリゲティは語れません。ロトとレ・シエクルの企画力と実力の脱帽。目が離せません。

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