わが命の光

この上ない美しさ。
ニューステットの作風に影響を与えたバッハの作品と
ニューステットの合唱作品!

  • アーティスト:ノルウェー・ソリスト合唱団
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2184
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:5.0 Surround sound
  • 収録時間:59:00

TRACK LIST

わが命の光

1. クヌート・ニューステット(1915–2014):
わたしは、平和をあなたがたに残しOp.43-2(混声合唱のための)(2:33)

2. J.S. バッハ:モテット「おおイエス・キリスト、わが命の光」 BWV118(8:31)

ニューステット:
3. 恐れることはないOp.146(混声合唱のための)(4:09)、
4. アヴェ・マリアOp.110(ヴァイオリンと混声合唱のための)(10:55)

5. バッハ:モテット「イエス、わが喜び」 BWV227(20:31)

6. ニューステット:おお十字架よOp.79(混声合唱のための)(6:06)

7. ニューステット(グレーテ・ペーデシェン編曲):
不滅のバッハ(1987)(合唱と弦楽オーケストラのための)(4:46)

グレーテ・ペーデシェン(指揮)、ノルウェー・ソリスト合唱団
②⑤⑦アンサンブル・アレグリア【マリア・アンゲリカ・カールセン(リーダー、ヴァイオリン)、
ヤン・ベッテルセン(オーボエ)、マグダレーナ・オルロフスカ(オーボエ)、
アレッサンドロ・カプロッティ(ファゴット)、クヌート・ヨハンネセン(オルガン)】
セッション録音:2015年2月/リス教会、オスロ(ノルウェー)

★SACDハイブリッド盤。オスロを本拠とするノルウェー・ソリスト合唱団は、1950年、作曲家クヌート・ニューステットにより創設されました。彼らの洞察にもとづく解釈をひろがりのある深い響きに実現した音楽は、高く評価され、ノルウェーと北欧を代表する合唱アンサンブル、ヨーロッパ屈指の室内合唱団に挙げられてきました。1990年からはグレーテ・ペーデシェンが芸術監督を務め、彼女の個性を映しつつ、ニューステットの目指した「芸術」をさらなる高みへと導く努力を続けています。グリーグの合唱作品集(BISSA 1661)、ブラームスとシューベルトの作品集『秋に』(BISSA 1869)、ヴァーレン、メシアン、ヴェーベルン、ベルクの曲を歌った『屈折』(BISSA 1970)、フィドル奏者のイェルムン・ラーシェンを加えた「ノルウェー民俗音楽の印象」『白夜』(BISSA 1871)、クリスマス・アルバム『バラ』(BISSA 2029)につづくBIS Recordsの第6作『わが命の光』は、主に哀悼の音楽で構成され、2014年12月8日に99歳で亡くなった創設者ニューステットへの「墓碑銘」ともみなされるアルバムとして制作されました。
★収録作品は、ニューステットの代表的作品と彼がボーイソプラノだったオラヴ少年合唱団の時代から親しみ、その後のキャリアに深く関わってきたJ.S.バッハの2作品とニューステット作曲した5作品です。1957年に出版された混声合唱のための《3つのモテット》のうちもっとも広く知られる一作となった『ヨハネの福音書』による《わたしは、平和をあなたがたに残し》。バビロニアに捕らえられたユダヤ人の解放を予言する『イザヤ書』の2つの章がテクストの《恐れることはない》。『ルカによる福音書』(1章28節)の天使ガブリエルによる「受胎告知」をテクストとしたヴァイオリンと混声合唱のための《アヴェ・マリア》。イエス・キリストの体を担い「どの星よりも輝かしい」十字架を讃える聖ヴェナンティウス・フォルトゥナトゥスの詩による《おお十字架よ》。バッハのコラール「甘き死よ来れ」を素材に、和声、歌手の配置、声部の受け継ぎに工夫を凝らし「時間を超越し永遠に生きるバッハ」を印象づけることを試みた《不滅のバッハ》。ラテン語、ドイツ語、英語と異なる言語をテクストに採った、ニューステットの多様なスタイルと技法を示す5曲が選ばれました。バッハは、ある葬儀のために1736年から1737年にかけ作曲されたとされる《おおイエス・キリスト、わが命の光》と、バッハの現存するモテットのうちもっとも長い《イエス、わが喜び》の2つのモテットです。
★ノルウェー・ソリスト合唱団と共演する弦楽オーケストラ、アンサンブル・アレグリアは、2007年、ノルウェー国立音楽アカデミーの学生たちによって創設されました。オスロの国立音楽アカデミーとコペンハーゲンの王立音楽アカデミーで学び、2011年8月からスタヴァンゲル交響楽団のコンサートマスターを務めるマリア・アンゲリカ・カールセン(1988–)がリーダーと芸術監督。ノルウェーの石油会社スタトイルの主宰するスタトイル・タレント賞をアンサンブルとしては初めて受賞しています。アルバムの録音セッションはオスロのリス教会で行われました。1990年のニューステット・フェアウェルコンサートでノルウェー・ソリスト合唱団が歌った《不滅のバッハ》は、この録音では、ペーデシェン編曲の混声合唱と弦楽オーケストラための版が使われています。

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