アイヴズ:ヴァイオリン・ソナタ第4番、ピアノ・ソナタ第2番

ペッカ・クーシスト、ベザリーも参加。
名手アホネンがアイヴズのソナタに挑戦!

  • アーティスト:ヨーナス・アホネン
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2249
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル
  • 収録時間:58:54

TRACK LIST

アイヴズ(1874–1954):
①ヴァイオリン・ソナタ第4番《キャンプ・ミーティングの子供の日》(1911–16)
②ピアノ・ソナタ第2番《マサチューセッツ州コンコード 1840年-1860年》(1911–19)

ヨーナス・アホネン(ピアノ)、ペッカ・クーシスト(①ヴァイオリン、②ヴィオラ)、
②シャロン・ベザリー(フルート)
セッション録音:2016年6–7月/セッロサリ、セッロホール、(エスポー、フィンランド)

★SACDハイブリッド盤。リゲティの音楽と歴史的ピアノを弾いたベートーヴェンが評価されたフィンランドのピアニスト、ヨーナス・アホネン(1984–)のリゲティ《ピアノ協奏曲》(BIS SA 2209)次ぐ、BIS第2作。「ローカル」と「ノスタルジック」の「アメリカ」を超え、広く世界で理解されるようになったアイヴズの作品2曲が収録されました。
★《キャンプ・ミーティングの子供の日》の副題をもつヴァイオリン・ソナタ第4番は、彼の生まれたコネティカット州で19世紀後半に活発に行われていた夏のキャンプの記憶をインスピレーションに作曲されました。第1楽章「アレグロ」、第2楽章「ラルゴ」。第3楽章「アレグロ」に《まもなくかなたのながれのそばで》の讃美歌の旋律が「音が消え去ったあとにも、聞き手の想像力をさらに飛翔させる」(奥田恵二『「アメリカ音楽」の誕生』河出書房新社 p.230)と思わせる形で引用されます。
★『コンコード・ソナタ』として知られるピアノ・ソナタ第2番《マサチューセッツ州コンコード、1840年-1860年》は、ニューイングランド気質の原点ともいえるコンコードに住んだ先人への共感を「音」として示した作品です。超絶主義の作家で哲学者の〈エマソン〉、小説家〈ホーソーン〉の「スケルツォ」、コンコード・ヴィレッジの象徴といわれる「オーチャード・ハウス」の〈オルコット父娘〉(ブロンソン・オルコット、ルイーザ・メイ・オルコット)、ウォールデン・ポンドの森で試みた自給自足の日々を『ウォールデン 森の生活』にまとめた思想家〈ソロー〉。アイヴズが「ベートーヴェンのもっとも偉大なメッセージのある」とみなす、第5交響曲を開始する「4つの音」が引用され、4つの楽章を通して主題として使われています。
★ヴァイオリン・ソナタのヴァイオリンと〈エマソン〉の「オプション」ヴィオラは、フィンランドのペッカ・クーシスト(1976–)が弾いています。ソリスト、室内楽奏者、指揮者としてフィンランドと世界を舞台に活躍。ACO Collective(オーストラリア室内管弦楽団)の芸術監督やミネソタ州のセントポール室内管弦楽団のアーティスティック・パートナーを務めています。

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