シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番、第4番

グリンゴルツ・クヮルテットの圧倒的な技術と豊かな表現で聴く、
12音音楽の創始者シェーンベルクの弦楽四重奏曲。

  • アーティスト:グリンゴルツ・クヮルテット
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2267
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル
  • 収録時間:64:59

TRACK LIST

シェーンベルク(1874-1951):
①弦楽四重奏曲第2番 嬰ヘ短調 Op.10(1907-08)
②弦楽四重奏曲第4番 Op.37

グリンゴルツ・クヮルテット
【イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン)、アナヒット・クルティキャン(ヴァイオリン)、
シルヴィア・シモネスク(ヴィオラ)、クラウディウス・ヘルマン(チェロ)】、
①マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
セッション録音:2016年6月/SRFスタジオ(チューリッヒ)

★SACDハイブリッド盤。ロシアの俊英ヴァイオリニスト、イリヤ・グリンゴルツ。ソリストとしてだけでなく室内楽にも積極的に取り組んでおり自身のクヮルテットでも多くの録音があります。当ディスクではシェーンベルクの弦楽四重奏曲を収録しました。
★12音音楽の創始者として20世紀音楽に最も大きな影響を残した作曲家の一人、シェーンベルク。1908年頃より無調を試みましたが、その最初の作品として弦楽四重奏曲第2番はあげられます。この作品はソプラノを伴う特異な編成で全4楽章構成です。S.ゲオルゲの詩による歌が第3楽章「連禱」、第4楽章「亡我」に加わります。弦楽合奏のための編曲版(1929)も存在するシェーンベルク初期の傑作です。
★シェーンベルクは1933年にナチスの台頭を避け、アメリカに亡命しました。弦楽四重奏曲第4番はアメリカ時代の作品で、鬼気迫るシェーンベルクの鋭い音楽を聴くことができます。生涯12音音楽の旗手として重きをなす存在であったシェーンベルクの大きな功績を知る上でも重要なこの2篇をグリンゴルツ・クヮルテットの卓越した技術と表現力で聴けるのは非常に喜ばしいことと言えましょう。
★イリヤ・グリンゴルツは弱冠16歳のときにパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで優勝して一躍世界的に有名になりました。その後、パガニーニの協奏曲第1番でCDデビュー(BIS 999)し、イザイのバラード等をおさめた無伴奏ヴァイオリン曲集(BIS 1051)などで高い評価を得ました。BISレーベルからの最新盤としてストラヴィンスキーのヴァイオリン作品集第1集(BIS SA 2245)をリリース。期待のシリーズ録音が開始ました。レパートリーはバロックから現代までと非常に幅広く、若手を代表するヴァイオリニストとして世界各地で演奏しております。近年は特に室内楽に力を入れ、グリンゴルツ・クヮルテットとして積極的な演奏活動、録音を行っており、BIS レーベルから、クリスチャン・ポルテラを迎え、グラズノフとタネーエフの弦楽五重奏曲(BIS SA 2177)をリリースしております。

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