『マントラ』細川俊夫、サーアンセン、リンクウィスト&ノーダーヴァル

細川俊夫の作品も収録。
トロンハイム・シンフォニエッタ
創設20周年記念アルバム!

  • アーティスト:カイ・グリンデ・ミューラン
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2340
  • ジャンル:ジャンルクラシック現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル
  • 収録時間:54:59

TRACK LIST

『マントラ』

①細川俊夫(1955–):ドローイング~8人の奏者のための(2004)(12’33”)
②ベント・サーアンセン(1958–):
愛の歌-第二の愛の湖~室内アンサンブルのための(1994)(12’35”)
③エレン・リンクウィスト(1970–):
マントラ~ガムランとシンフォニエッタのための協奏曲(2016)(24’42”)
④クリスティン・ノーダーヴァル(1957–):
チャペル・メディテーション~声とピアノのための(2001)(3’53”)

①-③カイ・グリンデ・ミューラン(指揮)、トロンハイム・シンフォニエッタ
③エスペン・オールベルグ(ガムラン)
④クリスティン・ノーダーヴァル(ソプラノ)、④エルセ・ボー(ピアノ)
セッション録音:2017年12月/ヒーメン・クルトゥルフス(文化の家)(スチョルダール、ノルウェー)

★SACDハイブリッド盤。トロンハイム・シンフォニエッタは、トロンハイム交響楽団とノルウェー空軍音楽隊のプレーヤーたちが20世紀と21世紀の音楽を演奏するため1998年に設立したアンサンブルです。『マントラ』は、シンフォニエッタの創設20周年の記念アルバム。「より深い過去に取り憑かれた」ことを思わせる4つの作品によるプログラムが組まれています。 ★細川俊夫(1955–)の《ドローイング》は、「まだ母の胎内にいることを私は夢に見た」ときに経験した沢山の原始的な感覚を音で描画(ドローイング)。フルート(ピッコロ、アルトフルート持ち替え)、オーボエ、クラリネット、ピアノ、打楽器、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの8人の奏者で演奏されます。デンマークのベント・サーアンセ(1958–)は他にない音の世界をもった創作で知られ、ノルウェーの作曲家アルネ・ヌールハイムは彼の音楽について「かつて聞いたことのない何かを思い出させる」と語っています。《愛の歌-第二の愛の湖》は、アイスランドのCaput Ensemble の委嘱作。14世紀オーヴェルニュで起きた農民反乱を扱った本からインスピレーションを得た六重奏曲《Les Tuchins》を15人の奏者のために改作した《愛の歌》を、14人のアンサンブルのために再作曲した作品です。アメリカの作曲家エレン・リンクウィスト(1970–)は、ヴァーモント州とニューヨーク州の大学で学び、トロンハイムのノルウェー工科自然科学大学(NTNU)の作曲科で准教授として教えています。《マントラ》は、シンフォニエッタとシンフォニエッタの打楽器奏者エスペン・オールベルグ(1975–)がノルウェー・アーツカウンシルの後援を受け、共同委嘱。インドネシア伝統のガムラン音楽の背景にある宗教性と楽器に特有の響きを念頭に置いた「ガムランとシンフォニエッタのための協奏曲」として作られました。クリスティン・ノーダーヴァル(1957–)もアメリカの作曲家。《チャペル・メディテーション》(礼拝堂の瞑想)は、彼女の参加するヴォーカルアンサンブルがメイン州ブランズウィックのボウディン大学チャペルでジョスカン・デ・プレの曲を録音したセッションの合間に「即興」で作られた作品です。このアルバムの録音にはノーダーヴァルが参加、ピアノの弦を弾く「プラックト・ピアノ」をシンフォニエッタのピアニスト、エルセ・ボーが担当しました。指揮者のカイ・グリンデ・ミューラン(1987–)は、ノルウェー国立音楽大学とベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学び、作曲家としても活動しています。

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