ベリオ:コーロ&ロンドンの呼び声

ベリオの名が現代音楽シーンに定着した後の合唱作品集をノルウェー・ソリスト合唱団が歌う!

  • アーティスト:ノルウェー・ソリスト合唱団&ペーデシェン
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2391
  • ジャンル:ジャンルクラシック声楽曲現代音楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:73:26

TRACK LIST

『ルチアーノ・ベリオ:合唱作品集』

ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):
①コーロ(1975-76)~声と楽器のための
②ロンドンの呼び声(1973–74 rev.1975)~8人の声のための

ノルウェー・ソリスト合唱団、①ノルウェー放送管弦楽団
グレーテ・ペーデシェン(指揮)
録音:①2019年2月(2月2日の公開コンサートを含む)/ノルウェー放送(NRK)コンサートホール、大スタジオ(オスロ)
②2018年9月/オスロ・コンサートホール、小ホール(オスロ)
制作:①ハンス・キプファー、②イェンス・ブラウン
録音:①アンドレーアス・ルーゲ、②リタ・ヘルマイアー

★SACDハイブリッド盤。ルチアーノ・ベリオは、ルイジ・ノーノ、フランコ・ドナトーニ、ブルーノ・マデルナとともに、第二次世界大戦後に注目されたイタリア・モダニズムの国際性を示した世代のひとりとして広く知られます。J.S.バッハの『モテット集』(BIS SA 2251)をはじめとするアルバムがどれも高く評価されたノルウェー・ソリスト合唱団とグレーテ・ペーデシェンが、このベリオの作品を手がけます。《コーロ》と《ロンドンの呼び声》。ベリオの名が現代音楽シーンに定着した後、1973年から1977年の間に書かれた2曲です。
★《コーロ》は、それぞれ10人のソプラノ、アルト、テノール、バスと、44人の器楽奏者(弦楽器14人、木管楽器15人、金管楽器11人、打楽器2人、ピアノと電子オルガン)のために書かれた、「声と楽器のためのコーロ」が正式曲名の作品です。さまざまな国と人種の名もない作家たちの詩とチリの詩人パブロ・ネルーダの『地上の住処』の詩がテクストに使われ、〈Today is mine…Wake up, woman, reise up, woman(今日はわたしのもの…目覚めよ、女よ、立ち上がれ、女)〉から〈Spin, colours, spin…El día pálido se asoma(回れ、色よ、回れ…青ざめた日が現われる)〉まで、31の部分に分かれています。異なる声と器楽の音色を最大にブレンドするため演奏者の配置に工夫が凝らされ、指揮者の左に第1ソプラノと第1フルート、その左に第8ソプラノと第1ヴァイオリンといった具合に歌手と器楽奏者を「4つの層」に分けるよう指示されています。
★《ロンドンの呼び声》は、街頭で売り子たちが道行く人たちにかけるロンドン名物の「呼び声」をテクストに、7つの部分で構成した作品です。《シンフォニア》で成功した後、キャバレーソング、マドリガルやパートソングをレパートリーとするイギリスの男声グループ、キングズ・シンガーズのために作曲。ノルウェー・ソリスト合唱団は、1975年に改訂された「8人の歌手」の版で歌っています。

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