ベートーヴェン:変奏曲、バガテル、小品全集

鬼才フォルテピアノ奏者ブラウティハムによる
ベートーヴェンの変奏曲、バガテル、小品全集が遂にセットになって登場!

  • アーティスト:ロナルド・ブラウティハム
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2403
  • ジャンル:ジャンルクラシック器楽曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:6SACD Hybrid
  • 収録時間:6:49:23

TRACK LIST

ベートーヴェン:変奏曲、バガテル、小品全集

ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.10
①7つのバガテル Op.33
②11のバガテル Op.119
③6つのバガテル Op.126
④アレグレット ハ短調Hess69
⑤バガテル ハ長調 Hess73
⑥バガテル 変ホ長調 Hess74
⑦アレグレット ハ短調WoO.53
⑧バガテル「楽しい―悲しい」WoO.54
⑨バガテル ハ長調 WoO.56
⑩バガテル ハ短調 WoO.52
⑪エリーゼのために WoO.59
⑫やや生き生きと WoO.60
⑬アレグレット ロ短調 WoO.61
⑭ピアノ曲ト短調 WoO.61a
⑮バガテル ハ長調 Hess57
セッション録音:2010年8月/エステローケル教会(スウェーデン)
★あの「エリーゼのために」も収録しているピアノ独奏曲第10集。フォルテピアノで奏されると新鮮さもひとしおで、初めて聴くような印象を受けます。また、普段聴くことのできない初期作も多数含まれているのも秀逸です。

ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.11
①ヴラニツキーの「森の乙女」のロシア舞曲による12の変奏曲WoO.71
②グレトリーの「燃える情熱」による8の変奏曲WoO.72
③サリエリの「まさにその通り」による10の変奏曲WoO.73
④ヴィンターの「子よ、おやすみ」による7の変奏曲WoO.75
⑤ジュスマイアーの「ふざけと戯れ」による8の変奏曲WoO.76
⑥創作主題による6の変奏曲WoO.77
⑦エロイカ変奏曲Op.35
セッション録音:2010年8月/エステローケル教会(スウェーデン)
★ベートーヴェンは当時流行していたオペラの旋律に基づく変奏曲をたくさん残していますが、初期作品とはいえベートーヴェンらしさが横溢していて聴き応え満点。ブラウティハムの誠実かつエネルギッシュな演奏に魅せられます。

ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.12
①ドレスラーの行進曲による9の変奏曲 WoO.63
②スイスの歌による6の変奏曲 WoO.64
③「恋人よ来たれ」による24の変奏曲 WoO.65
④デッタースドルフの「赤ずきん」による13の変奏曲 WoO.66
⑤ヴァガノのメヌエットによる12の変奏曲 WoO.68
⑥パイジェッロの「田舎者の恋は何と美しく」による9の変奏曲 WoO.69
⑦パイジェッロの「うつろな心」による6の変奏曲 WoO.70
セッション録音:2011年8月/エステローケル教会(スウェーデン)
★「ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲」はベートーヴェン13 歳の作で、後に「ディアベリ変奏曲」や第9交響曲の第3 楽章等で魔術的な域にまで至る変奏曲という分野第1号という記念碑的作品です。「恋人よ来たれ」による24の変奏曲は演奏時間20分の大規模な作品で、後年の作風の萌芽が見られます。

ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.13
①ロンド ハ長調 WoO.48
②ロンド イ長調 WoO.49
③ロンド 変ロ長調 Kinsky-Halm Anh.6
④ロンド ハ長調 Op.51-1
⑤ロンド ト長調 Op.51-2
⑥ロンド・ア・カプリッチョ「失くした小銭への怒り」Op.129
⑦エコセーズ 変ホ長調 WoO.86
⑧ 6つのエコセーズ WoO.83
⑨アンダンテ「アンダンテ・ファヴォリ」 ヘ長調 WoO.57
⑩幻想曲 Op.77
⑪ポロネーズ ハ長調 Op.89
⑫エリーゼのために(1822 年版)
⑬最後の楽想 ハ長調(アンダンテ・マエストーソ)(1826)
セッション録音:2013 年8月/エステローケル教会(スウェーデン)
★ロンド集と「エリーゼのために」(1822年版)、「失くした小銭への怒り」を含む充実の小品集。フォルテピアノならではの温かみのある音とブラウティハムの研ぎ澄まされたタッチがこの名曲に新たな光を与えます。このほか、最後の楽想(原曲は弦楽五重奏のための冒頭のスケッチ)やアンダンテ・ファヴォリなど、演奏機会に恵まれない、しかし素晴らしい作品を名手によりその魅力を最大限に引き出してくれます。

ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.14
①創作主題による6つの変奏曲 ヘ長調 Op.34
②「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲 ハ長調 WoO.78
③「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲 ニ長調 WoO.79
④創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
⑤創作主題による6つの変奏曲 ニ長調 Op.76
⑥ 2つの前奏曲 Op.39
⑦フーガ ハ長調 Hess.64
⑧前奏曲 ヘ短調 WoO.55
⑨メヌエット ヘ長調 WoO.217
⑩アルマンド イ長調 WoO.81
⑪アングレーズ ニ長調 WoO.212
⑫メヌエット 変ホ長調 WoO.82
⑬ワルツ 変ホ長調 WoO.84
⑭ワルツ ニ長調 WoO.85
セッション録音:2014年8月/エステローケル教会(スウェーデン)
★ベートーヴェンはイギリスの歌による変奏曲を2篇作曲し、そのひとつがイギリス国歌が主題の「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲、もうひとつはアーンの仮面劇「アルフレッド」の主題を用いた「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲です。ベートーヴェンらしい見事な変奏曲です。

ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.15
①ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲(ディアベッリ変奏曲) ハ長調 Op.120
② 6つの国歌による変奏曲 Op.105
セッション録音:2015年8月/エステローケル教会(スウェーデン)
★シリーズ最終巻はディアベッリ変奏曲と6つの国歌による変奏曲です。33もの変奏からなる長大な作品であるベートーヴェンの晩年の傑作、ディアベッリ変奏曲ですがブラウティハムのきらめくタッチと情感豊かな演奏で、48分半ほどの演奏はあっという間に感じられます。

ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
セッション録音:2010年-2015年/エステローケル教会(スウェーデン)

★SACDハイブリッド盤。鬼才フォルテピアノ奏者、ロナルド・ブラウティハムは2003年から2015年にかけてベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲録音を完成させました。既にピアノ・ソナタ全32曲(ピアノ独奏曲全集Vol.1 ~ 8)及び初期作品集(ピアノ独奏曲全集Vol.9)を収めた9枚組のBOX(BISSA 2000)はリリースされておりますが、ついに変奏曲、バガテル、小品全集(ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集Vol.10 ~ 15)を収めた6枚組のBOX がリリースされます!
★第10集から第15集は2010年よりスウェーデンのエステローケル教会にて毎年8月に録音し、2015年に全録音が完成に到りました。快活明瞭なアプローチが魅力のブラウティハムですが、当ベートーヴェンは作品年代に合った解釈で、当時の趣きを表現しております。
★楽器は作曲された時代のレプリカで、ポール・マクナルティ製作によるフォルテピアノを使用しております。マクナルティ製作の楽器を使用して演奏・録音していることについてブラウティハムは「マクナルティは古い楽器を研究して、それを新しく作り出してくれるという点だけでなく、彼の製作したレプリカを演奏していると、演奏解釈の面でも新しいインスピレーションを得ることができる」と語っており、ブラウティハムがイメージする最善の状態の楽器を使用することで、ごく自然な雰囲気を作り出していることがわかります。フォルテピアノによるベートーヴェンのピアノ独奏曲全曲決定盤です!

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