トマス・シマク:室内楽作品集

ディオティマ四重奏団とジョーセフ・ヒューストンが奏でる
アルバニア出身、イギリスの作曲家トマス・シマクの室内楽作品集!

  • アーティスト:ジョーセフ・ヒューストン、ディオティマ弦楽四重奏団
  • レーベル:BIS
  • 品番:BIS SA-2449
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:81:15

TRACK LIST

『トマス・シマク:室内楽作品集』

トマス・シマク(1958–):
①Catena I(2019)(ピアノのための)
②弦楽四重奏曲第5番(2015)
③ドビュッシーの忘れられた映像(L’image oubliée d’après Debussy)(2018)(ピアノのための)
④con-ri-sonanza(2018)(ピアノと弦楽四重奏のための)
⑤クルターグへのオマージュ(Hommage à Kurtág)(2011)(ピアノのための)
⑥弦楽四重奏曲第4番(2010–11)

ジョーセフ・ヒューストン(ピアノ)
ディオティマ四重奏団
【ユン=ペン・チャオ(第1ヴァイオリン)、
レオ・マリリエ(第2ヴァイオリン)、
フランク・シュヴァリエ(ヴィオラ)、
ピエール・モルレ(チェロ)】
録音:2019年12月/ヨーク大学、サー・ジャック・ライオンズ・コンサートホール(ヨーク、イングランド)
制作・録音:クリスチャン・スターク

★SACDハイブリッド盤。アルバニア出身、イギリスの作曲家トマス・シマクの室内楽作品集。シマク Thomas Simaku(1958–)は、アルバニアのティラナ音楽院を卒業、イギリスのヨーク大学でデーヴィッド・ブレイクに学び、1996年に作曲の博士号を授与されました。タングルウッドでバーナード・ランズ、カリフォルニア州立大学の「作曲家ワークショップ」でブライアン・ファーニホウに学んでいます。ヨーク大学作曲科の教授。作品は、ヨーロッパやアメリカで演奏され、緊迫感とモダニズムを独特の方法で融合させた表現力豊かな音楽に対して称賛が寄せられてきました。
★ラテン語の「鎖」が曲名の《Catena I》は、「音楽的なもの、そうでなければ、曲の冒頭の反復音の『行列』のようなものと、さまざまなレベルのものが関連するネットワーク」。ディオティマ四重奏団により初演された、ハッダスフィールド現代音楽祭の委嘱作《弦楽四重奏曲第5番》。《ドビュッシーの忘れられた映像》は、2018年、「York Late Music」のドビュッシー没後100年を記念するコンサート・シリーズのため「ドビュッシーの曲をひとつ選び、1分程度引用、各自のスタイルでその先を続ける」という求めに応じて作曲された小品。《con-ri-sonanza》は、音楽出版界の「偉大な君主」だった「ビル・コレラン追悼(Bill Colleran in Memoriam)」の曲。コレランの名からとった4つの音を中心に作曲されています。《クルターグへのオマージュ》は、“György Kurtág” に因む「A と G」の2音によるコードを軸にした作品。「ディオティマ四重奏団のために作曲、献呈された」《弦楽四重奏曲第4番》は、4つの楽章と2つの「間奏曲」で構成した約22分の音楽です。
★イギリスのピアニスト、ジョーセフ・ヒューストン Joseph Houston は、ベルリンに住み、現代音楽と実験音楽のジャンルで主に活動しています。ロンドン本拠のニューミュージック・グループ、1945年以降の作品をレパートリーとする「オクタンドル・アンサンブル」のピアニスト。ディオティマ四重奏団 Quatuor Diotima は、1996年、パリ国立高等音楽学校の卒業生により結成されました。各国の音楽祭に参加。2018年、フランス政府から「ヨーロッパ文化遺産賞」を授与されています。ユン=ペン・チャオ Yun-Peng Zhao とコンスタンス・ロンザッティ Constance Ronzatti のヴァイオリン、フランク・シュヴァリエ Franche Chevalier のヴィオラ、ピエール・モルレ Pierre Morlet のチェロ。この録音ではコンスタンス・ロンザッティの替わりにレオ・マリリエ Léo Marillier が、第2ヴァイオリンを弾いています。

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