＜＜CAM JAZZ presents Jazz@Wineries＞＞
◆前回のワイナリー・シリーズではフェデリコ・カサグランデとのデュオで参加したサックス奏者フランチェスコ・ベアザッティ、クラシックにも精通しフェンダー・ローズやシンセも巧みに操る作曲家/ ピアニストのベンジャミン・モウゼイ、イタリアが誇る重鎮ドラマー、ロベルト・ガットのトリオ！
◆フランチェスコはジョン・コルトレーンの信奉者であり、本作『Dear John』はコルトレーンへのラヴレターだという。しかしそれはそのままコピーしたものではなく、敬意を払い拡張したものである。
◆楽曲はほとんどフランチェスコのオリジナルで、オープニングでトラディショナルの“One Love”からオリジナルに続き、ラストはコルトレーンの“Dear Lord”からクライマックスでオープニング曲に戻るコンセプチュアルな構成。
◆全体を通してコルトレーン譲りのスピリチュアルなサウンドで、ジャイアント・ステップスを基にした3曲目や、ルバートで叫ぶように吹きまくる4曲目の他、コルトレーンを随所に感じる内容。フェンダー・ローズのエレクトリック・サウンドもコルトレーンの音楽の延長で見事にマッチしている。
◆シリーズの他作品と同様、レコーディング及びミックスはステファノ・アメリオ、マスタリングはダニーロ・ロッシ。アルテスオーノのスタジオで仕立てあげられています。