ラフマニノフ:弦楽四重奏曲、アレンスキー:ピアノ五重奏曲

ロシアの室内楽秘曲、ついに素晴しい演奏が登場!

  • アーティスト:中野真帆子、エリゼ四重奏団
  • レーベル:CONTINUO CLASSICS
  • 品番:CC777-724
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:54:29

TRACK LIST

①ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第1番(未完)
②アレンスキー:ピアノ五重奏曲ニ長調Op.51
③ラフマニノフ:弦楽四重奏曲第2番(未完)

中野真帆子(ピアノ)②
エリゼ四重奏団【ユスティナ・ザヤンチャウスカイテ、ロラン・ル・フレシェ(ヴァイオリン)、
アンドレイ・マラーホフ(ヴィオラ)、イーゴリ・キリチェンコ(チェロ)】
録音:2014年3月/スタジオ・ダヴ(パリ)、12月/レンヌ音楽院講堂①③

★アレンスキーの室内楽といえばピアノ三重奏曲第1番が知られていますが、ピアノ五重奏曲は、ピアノの名手だったアレンスキーならではの華麗な演奏効果に満ちています。第3楽章はフランス民謡「アヴィニヨンの橋の上で」による変奏曲とされていますが、日本でも有名な「はしのうえで、おどるよおどるよ…」という歌詞のではなく、短調の主題がしみじみと変奏されます。ウィーンとパリで学んだ中野真帆子の輝かしいピアニズムはアレンスキーにうってつけ。協奏曲ばりのダイナミックな演奏ぶりに引き込まれます。
★ラフマニノフは弦楽四重奏曲に2度挑戦しています。第1 番はモスクワ音楽院在学中の1889年、16歳の時に作曲の課題で書いたアンダンテ・エスプレッシーヴォのロマンスとアレグロのスケルツォの2章。出だしからラフマニノフならではの美しいメロディが歌われ、ロシアの叙情の世界が広がりますが、ナイーヴな感覚も魅力。第2番は交響曲第1番と同時期の作で、残された第1、第2楽章だけでも20分という大規模なものながら、交響曲の失敗による痛手で放置されました。1910年代初頭にこれを完成させようと考えますが、それも構想だけで終りました。ラフマニノフ好きでさえ未知のメロディをたっぷり味わえます。ロシア人を中心としたエリゼ四重奏団の演奏で作品の真価を味わえると申せましょう。

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