プラハの春音楽祭ゴールド・エディション Vol.2

チェコ放送の「プラハの春音楽祭」ライヴ・シリーズ第2弾!
貴重音源続々リリース!!
来日公演直後のカラヤン&ベルリン・フィルによるドヴォ8('66)
初出!ケンプによるショパンのピアノ協奏曲第2番('59)
マルケヴィッチ&チェコ・フィルによる「春の祭典」(’59)
コンドラシン&プラハ放響によるショスタコ9番('60)

  • アーティスト:ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:RADIO SERVIS
  • 品番:CR-1095
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲管弦楽協奏曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD
  • その他の製品情報:収録音声:モノラル
  • 収録時間:120:12

TRACK LIST

プラハの春音楽祭ゴールド・エディション Vol.2

CD1(65'09)
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
録音:1966年5月30日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)

ショパン:ピアノ協奏曲第2番
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
カレル・アンチェル(指揮)
録音:1959年5月16日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)

CD2(55'03)
ストラヴィンスキー:春の祭典
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
イゴール・マルケヴィッチ(指揮)
録音:1959年5月30日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)

ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70
プラハ放送交響楽団
キリル・コンドラシン(指揮)
録音:1960年6月5日、スメタナ・ホール、プラハ(ライヴ)

★チェコ放送の自主レーベル「ラジオサーヴィス」のシリーズ『プラハの春音楽祭ゴールド・エディション』の第2弾登場!プラハの春音楽祭は第2次世界大戦終了まもない1946年に開始され、現在まで続く世界的な音楽イベントとなっていますが、当初から国営チェコ放送と共同して公演をライヴ放送しており、貴重なライヴ録音が数多く残されています。それらは当時のチェコの音楽シーンをあらわす重要な記録であるとともに、現代の音楽ファンをも魅了してやみません。
★第2弾の目玉は、1966年5月30日のライヴ音源、カラヤン&ベルリン・フィルによるドヴォルザーク交響曲第8番です。カラヤンは、1963年6月18日にウィーン・フィルとともにチェコ・デビューを果たして以降、ベルリン・フィルとともに頻繁に「プラハの春音楽祭」に登場するようになりました。チェコ放送には少なくないカラヤンのアーカイヴが残されていますが、今回1966年にベルリン・フィルと行った演奏会をリリースすることが可能になりました。演奏会は前半にバルトーク管弦楽のための協奏曲が、後半にこのドヴォルザーク交響曲第8番が演奏されました。後者はカラヤンにとって特に思い入れのある楽曲であり、この演奏の直前に行われた日本ツアーでも取り上げています。
★そして、次に往年の名匠ヴィルヘルム・ケンプの録音。ケンプの「プラハの春音楽祭」デビューは1956年、ベートーヴェン全曲リサイタルと、当時設立されたばかりのブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団とのシューマンのピアノ協奏曲でした。今回収録されているのは1959年の同音楽祭でアンチェル&チェコフィルとともに演奏されたショパンのピアノ協奏曲第2番。ケンプのショパンの録音はピアノ・ソロの作品のみで、この協奏曲は大変貴重な録音です。
★ディスク2には、マルケヴィッチ&チェコ・フィルによる「春の祭典」。マルケヴィッチは、指揮を「春の祭典」の初演者ピエール・モントゥに学び、さらに数々のバレエ作品を委嘱した名興行師ディアギレフ最後の弟子と云われており、「春の祭典」はマルケヴィッチが生涯最も得意とした楽曲。この時の演奏は、チェコ・フィルでも語り継がれており、その後も同団で演奏する際の手本となっているといいます。
★最後にキリル・コンドラシン指揮プラハ放送交響楽団によるショスタコーヴィチ交響曲第9番。「プラハの春音楽祭」では、第1回目から旧ソ連出身の指揮者が多く登場します。それは主に政治的な理由で優先的に招聘していましたが、当時の旧ソ連出身の音楽家は、オイストラフ、リヒテル、ロストロポーヴィチなどをはじめ優れた才能を持った人物が多く、西側でキャリアを積んだ人も多くいました。コンドラシンも1949年から50年にかけてプラハ放送響と度々共演、1960年から75年まで首席指揮者を務めていたモスクワ・フィルと頻繁にプラハを訪れていたようです。コンドラシンは、1979年にオランダへ亡命し、アムステルダム・コンセルトヘボウの指揮者に就任。その後東欧圏のオーケストラは振ることなく急逝してしまったため、このプラハ放送響との録音は幸運といえるでしょう。

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