初期ステレオ録音集 第3集

3台、4台のモダン・チェンバロが入り乱れる!
マニア垂涎、今や聴けない古楽演奏。
EMI最初期ステレオ録音が素晴らしい音質でCD化!

  • アーティスト:サーストン・ダート、アイリーン・ジョイス、ジョージ・マルコム、他
  • レーベル:FIRST HAND RECORDS
  • 品番:FHR-60
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

初期ステレオ録音集 第3集

①ヴィヴァルディ/サーストン・ダート編:4台のチェンバロのための協奏曲 ニ短調 [ステレオ初出]
②ヴィヴァルディ/J.S. バッハ編:4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV1065 [CDではステレオ初出]
③ J.S. バッハ:3台のチェンバロのための協奏曲 ハ長調 BWV1064 [CDではステレオ初出]
④ジョージ・マルコム:4台のチェンバロのためのモーツァルトの主題による変奏曲 [ステレオ初出]
⑤スウェーリンク:『わが青春はすでに過ぎ去り』による変奏曲 [ステレオ初出]
⑥バード:W.ピーター氏のための第10パヴァーヌとガリヤード [ステレオ初出]
⑦フローベルガー:トッカータ第2番 [ステレオ初出]
⑧パッヘルベル:シャコンヌ [ステレオ初出]
⑨ J.S. バッハ:カンタータ第6番『留まってください、私たちと共に』 BWV6 [完全初出、ステレオ]

①~④サーストン・ダート(チェンバロ)、アイリーン・ジョイス(チェンバロ)、ジョージ・マルコム( チェンバロ)、
デニス・ヴォーン(チェンバロ)、ボリス・オルド(指揮者)、プロ・アルテ管弦楽団
⑤~⑧ラルフ・カークパトリック(チェンバロ)
⑨マージョリー・トーマス(コントラルト)、デイヴィッド・ガリヴァー(テノール)、オズボーン・ピーズグッド(オルガン)、
ヒューバート・ダウクス(チェンバロ)、エドワード・セルウィン(コーラングレ)、バッハ合唱団、
ジャックス管弦楽団、レジナルド・ジャックス(指揮)
録音:①~④ 1956年10月12-13日、⑤~⑧1956年8月10-12日、⑨1954年11月5日/アビーロード第1スタジオ

★FHR-58、FHR-59に続く、Archive of Recorded Sound(ARS)と協力しての制作でEMI最初期ステレオ録音を発売するシリーズの3作目。今回は往年の古楽演奏を集めた1枚。ステレオ初出など、それぞれが貴重な音源でありながらリマスターの素晴らしさも特筆で、マニア垂涎の内容となっています。
★英国の著名な学者であり演奏家であったダートがヴィヴァルディのOp.3-11(バッハがオルガン独奏に編曲したあの作品です)を4台チェンバロ協奏曲に編曲したものや、当時の音楽界にチェンバロという楽器をもたらした存在の1人であり指揮者、ピアニスト、作曲家として活躍したジョージ・マルコムの『4台のチェンバロのためのモーツァルトの主題による変奏曲』はかなりマニアックな作品。前者は原曲のソロがヴァイオリン2台なので編曲にあたりかなり音を追加し、ソロ間の掛け合いも増やしています。後者は強烈な演奏効果を持った、今ではある種異常な感覚すら覚える壮大華麗な作品。豪勢なモダン・チェンバロの饗宴に心が躍ります。他にもスカルラッティの作品番号でもおなじみのカークパトリックなど往年の名手の聴き応えある演奏などを収録。ふくよかで力強く懐かしいオーケストラの響きと、ギラギラしたモダン・チェンバロの目の醒めるような響きが織りなす、今ではまず聴けない粋な古楽演奏が存分に楽しめます。
★ブックレットの解説は、現在非凡なるチェンバリストとして名をあげているマハン・エスファハニが書いています(日本語訳はついておりません)

https://www.youtube.com/watch?v=BOjaQhiAc1k

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