C.P.E.バッハ(1714-1788): マニフィカト Wq 215 (1749)

C.P.E.バッハ生誕300年
C.P.E.バッハの傑作3作品
1786年のC.P.E.バッハ自身の指揮によるコンサートを再現!
大曲「マニフィカト」&「聖なる神よ」、 聴きどころ満載の交響曲ニ長調

  • アーティスト:ベルリン古楽アカデミー
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMC-902167
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

C.P.E.バッハ(1714-1788):
①マニフィカト Wq 215(1749)
②モテット「聖なる神よ(Hellig ist Gott)」Wq 217(1776)
③交響曲ニ長調 Wq 183-1(1780)

ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)
ベルリン古楽アカデミー、
RIAS室内合唱団
エリザベス・ワッツ(S)、ヴィープケ・レームクール(A)、
ローター・オディニウス(T)、マルクス・アイヒェ(Bs)
録音:①②2013年1月(ベルリン・イエス・キリスト教会)、
③2011年11月(テルデックス・スタジオ)

★1786年4月9日、C.P.E.バッハは、ハンブルクで、自身の代表作3曲を盛り込んだチャリティーコンサート(貧しい人々への無償医療を支えるためのもの)を指揮しました。冒頭は父の書いたロ短調ミサ曲の「クレド」、ヘンデルのメサイアよりハレルヤとアリア。そして後半に、自作3作品を演奏しました。その3作品を収めたのがこのCDです。1749年に書いたマニフィカトは、自身が、偉大なる父バッハの後継者としてライプツィヒ・トーマス教会の楽長になれるようにという願いをこめて書いたもの。結局エマヌエルはこの職に就くことはできませんでしたが、終曲の合唱フーガなど、父バッハを思わせる作風で、父の後継者としての力量のアピールだったのかもしれません。そして、二重合唱(人間と天使)のための「聖なる神よ」は、自身「こうしたジャンルの白鳥の歌となるだけでなく、この作品によって私の名は私の死後も忘れられることはないだろう」と述べた作品。最後に演奏された交響曲は、1780年に出版された4つの交響曲のセットの中の1曲。弦楽器のみのリズミックな導入部を経て、管楽器を含むトゥッティが不協和音を力強く奏でる第1楽章など、様々な工夫が凝らされています。カントール(楽長)の家系に生まれた指揮者ラーデマンは、2007-08のシーズンからRIAS室内合唱団の音楽監督を務めており、手兵ともいえる合唱団のメンバーによる美しいマニフィカト、およびベルリン古楽アカデミーの面々による活き活きとした演奏は注目です!

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