Il genio inglese(天才)~マッテイス、ロンドンのナポリ人

アリス・ジュリアン=ラファリエールが
豊かな語り口で奏でる
17世紀英国音楽の魅力

  • アーティスト:アリス・ジュリアン=ラファリエール、グラウンド・フロア
  • レーベル:HARMONIAMUNDI
  • 品番:HMN-916117
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Il genio inglese~天才
マッテイス、ロンドンのナポリ人

・ヨハン・ショップ(c.1590-1667):涙のパヴァーヌ(ジョン・ダウランドによる)
・ニコラ・マッテイス(c.1667-1737):グラウンド ニ調 「PER FAR LA MANO」、組曲 変ロ長調、ギターのための組曲、組曲 イ短調、組曲 ニ短調
・マシュー・ロック(1621-1677):組曲 ホ短調
・ゴットフリート・フィンガー(c.1660-1730):組曲 ニ短調
・ジョン・バニスター(c.1624-1679):ヘ調のグラウンドに基づくディヴィジョン(変奏)

アリス・ジュリアン=ラファリエール(ヴァイオリン)
グラウンド・フロア
〔エレナ・アンドレイエフ(チェロ)
エティエンヌ・ガルティエ(テオルボ)
アンジェリク・モイヨン(ハープ)
ピエール・ガロン(チェンバロ)〕
録音:2018年12月

★ニコラ・マッテイスは、故郷イタリアを離れてロンドンに渡った天才ヴァイオリニスト。1590年頃に生まれ、1674年頃にロンドンに渡りました。ロンドンに渡ってから3年ほどで亡くなりましたが、その素晴らしい演奏は当時の上流階級の人々を驚かせ、1676年には4巻から成る作品集の出版が始まったほどに、その演奏と人柄で多くのパトロンを得た音楽家でした。ここでは、マッテイスの作品を中心に、当時活躍した音楽家たちの作品を並べて聴くことによって、マッテイスがいかに当時の音楽家に影響を与えたか、ということをうかがい知ることができます。ヴァイオリン・ソロを務めるアリス・ジュリアン=ラフェリエールはピアノとヴァイオリンから音楽を学び始め、現在はバロック・ヴァイオリンを活動の中心に据えているアーティスト。アンサンブル・コレスポンダンスなどアンサンブルのメンバーとしても活躍しています。彼女の豊かな語り口が魅力の芸術性と、才能豊かなアンサンブル・グラウンド・フロアのメンバーの雄弁な演奏により、18世紀の偉大な巨匠たちの足跡をたどる秀逸な1枚となっております。

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