ジェフ・ビール:《ハウス・オブ・カード》交響曲、他

ベザリーも参加の注目盤!
BISレーベルから全米大ヒット・ドラマ、
『House of Cards(ハウス・オブ・カード 野望の階段)』を
テーマにした作品集が登場!

  • アーティスト:ジェフ・ビール
  • レーベル:BIS
  • 品番:KKC-4144/5
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル
  • 収録時間:132:23
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ジェフ・ビール(1963–)
[Disc 1] 《ハウス・オブ・カード》交響曲(House of Cards Symphony)* 1. フォワード・マーチ(Forward March) 2. 裏切り(Betrayal) 3. 新たな取引(New Deal) 4. クレア・アンダウッド(Clair Underwood) 5. ロシア(Russia) 6. 結婚の肖像(Portrait of a Marriage) 7. 権力(Power) 8. 威厳(Dignity) 9. 人形使い(Puppet Master) 10. 歴史作り(Making History)
[Disc 2] 1.《ハウス・オブ・カード》幻想曲(House of Cards Fantasy)  ~フルートと管弦楽のための** 2.-4.シックス・シクスティーン(Six Sixteen)  ~ギターと室内管弦楽のための*** 5. 頌歌(Canticle)~弦楽オーケストラのための† 6.-8.フルートと管弦楽のための協奏曲††
ジョーン・ビール(ソプラノ)*、ジェフ・ビール(フリューゲルホルン)(即興)*、 ヘンリー・ビール(ベースギター)*/††、ヨアキム・ルンドストレム(ギター)*、 マッティン・オッラリード(ドラムキット)*、フレードリク・インゴー(ピアノ)*、 エーリク・モンソン(ピアノ)*、シャロン・べザリー(フルート)**/††、 ジェイソン・ヴィオー(ギター)***、ヘンリク・ユン・ペーテシェン(ヴァイオリン・ソロ)† ジェフ・ビール(指揮)、ノルショーピング交響楽団 セッション録音:2017年6月/ルイ・ド・イェール・コンサートホール (ノルショーピング、スウェーデン)

★「ひとりの下院議員が、彼に劣らず狡猾な妻と手を携え、裏切り者たちへの復讐を進めていく」(IMDb)。ケヴィン・スペイシー主演のNetflixテレビ・シリーズ『House of Cards』(邦題『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)は、2013年から2018年まで6シーズン、66のエピソードが制作されました。「ポリティカル・スリラー」のドラマは人気を集め、テレビを変えたとまでいわれる評価を獲得しました。このシリーズの音楽は、ロサンジェルスを本拠にテレビの分野を中心に活躍するジェフ・ビール(1963–)が担当。シリーズのクリエーター、ボー・ウィリモンは、急展開するドラマの中で移ろう人々の心理を各エピソードの全体像を見据えながら「独自の声」で表現した音楽がシリーズに欠かせない要素だったと語っています。 ★《ハウス・オブ・カード》交響曲は、シリーズの音楽を約83分の管弦楽曲とした作品です。ワシントンのジョン・F・ケネディ・センター、マイアミ、オランダ、デンマーク、イェルサレムで行われた「『ハウス・オブ・カード』イン・コンサート」を基に創られました。作曲者ビールは、〈Forward March(フォワード・マーチ)〉から〈Making History(歴史作り)〉まで10の楽章を、時系列によらず、アンダウッド家を取りまくドラマの情緒的、劇的な流れに沿って配置。サウンドトラックの演奏に使われたエレクトリックベース、ギター、フリューゲルホルンといった楽器とソプラノの声を残しながらフルオーケストラのためのオーケストレーションを行なっています。 ★《ハウス・オブ・カード》幻想曲は、メインタイトル、フランクとクレアの「愛と策略」のテーマ、フランク・アンダウッドの人形使いのモチーフを素材に使い、「シャロン・べザリー・フォン・バールのため」に《フルート協奏曲》のアンコールとして作られた小品です。 ★《シックス・シクスティーン》は、ギターと室内オーケストラのための「急-緩-急」3楽章の作品。曲名は、室内楽のために書かれた原曲の「弦の数」(ギターの6本、弦楽四重奏の楽器の弦の数4本の4倍)からとられ、「白日夢」や「記憶の感覚」のストーリーをイメージした、時刻(午前6時16分)、部屋番号、番地、特別の日なども示しています。「クラシカル・ギタリストのエリート」のひとり、アメリカのジェイソン・ヴィオー(1973–)がソロを弾いています。 ★弦楽オーケストラのための《頌歌》は、憧れや大きな喪失といった気分を歌った「ショートストーリー」あるいは「祈り」の音楽です。 ★《フルート協奏曲》は、2015年6月、北欧の夏の太陽に照らされたストックホルム港で作曲者のビールがシャロン・ベザリーとコーヒーを飲みながら雑談していて浮かんだアイデアにより作曲されました。「テスラを運転しながらアクセル性能の良さを見せびらかすベザリーとフルートを吹くべザリー」のイメージされた「喜び、活力、リズムにあふれた協奏曲」。ミネソタ管弦楽団の『American Voices(アメリカの声)』と題するコンサートで、ベザリーのソロ、オスモ・ヴァンスカの指揮で初演されました。『ハウス・オブ・カード』に熱中したというBISレーベルのオーナー、ロベルト・フォン・バールのたっての願いで制作されたアルバムです。日本語解説付。 ※国内品番のみのご案内です。

Artist

[プロフィール] ジェフ・ビールは、1963年、カリフォルニアのヘイワード生まれ。サンフランシスコのベイエリアでトランペットを習いながら育ち、70年代ジャズ、クラシカル、ロック、ポップと幅広いジャンルに熱中。高校時代からビッグバンドやオーケストラのために作曲を始め、イーストマン音楽学校に進んでからはクリストファー・ラウス、レイバーン・ライト、ビル・ドビンズたちに学びました。ニューヨークとサンフランシスコでジャズの録音と作曲を経験した後、ロサンジェルスに移り、エド・ハリス監督・主演の『Pollock』(邦題『ポロック 2人だけのアトリエ)』)(2000)の音楽がWorld Soundtrack Awardsの「Discovery of the Year」にノミネートされ、彼の映画音楽作家としての活動が始まりました。『Monk』(2002)第1シーズンの主題歌でエミー賞を初めて受賞。共和制ローマの最後の日々を描いた『Rome(ローマ)』(2005)のテーマとスコアもノミネートされています。トム・セレック制作・主演の「ジェッシー(ジェッシィ)・ストーン」シリーズは、ロバート・B・パーカーの小説に基づく第1作『Stone Cold』(原作邦題『影に潜む』)から全作品のスコアを担当。マサチューセッツの港町の雰囲気と登場する人たちの内面を静かな音楽で表現したスコアが作品の高い評価に寄与、第9作『Jesse Stone: Lost in Paradise』(2015)のスコアがエミー賞にノミネートされました。『House of Cards』は、第32章と第63章のスコアが2015年と2017年のエミー賞を獲得しています。

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