ブラームス:交響曲第1番、シェーンベルク:浄められた夜

異様な緊張感の中で始まったカラヤン最後のロンドン公演は、奇蹟、感動の連続!
2009年に『レコード芸術』誌で”特選”を獲得、大評判を呼んだ名演が国内盤で復活!
ブラームス:交響曲第1番、シェーンベルク:浄められた夜/
カラヤン&ベルリン・フィル(1988年ロンドン ステレオ・ライヴ)

  • アーティスト:ヘルベルト・フォン・カラヤン、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • レーベル:TESTAMENT
  • 品番:KKC-6094
  • 原盤品番:SBT-1431
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック交響曲
  • 価格:¥2,530 (税込)
  • 形態:CD
  • その他の製品情報:Ⓟ2008 国内発売履歴:再発 (「カラヤン/ロンドン・ラスト・ コンサート1988」JSBT8431)
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

シェーンベルク:浄められた夜 Op.4(弦楽合奏版)(1917年編曲&1943年改訂)
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 Op.68

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1988年10月5日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ロンドン(ライヴ)(STEREO)

★パリからの荷物が遅れて、開演は1時間後に、リハーサルもなしでぶっつけ本番となったコンサートは、なんと神がかりなことか!異様な緊張感の中で始まったカラヤン最後のロンドン公演は、最後の来日公演よりさらに5ヶ月後のことでした。
「浄められた夜」はベルリン・フィルの非常な音力と重厚な響きで、まさに音の洪水、音のハーモニー!その輝かしいまでに高潮していく瞬間は感動的です。
さらにすばらしいのはカラヤンの十八番「ブラ1」。冒頭から弦は鳴り切り、ティンパニは気迫の打ち込み、スケールは巨大に、パワー全開、凄み充満の大熱演を展開しております。これが楽壇の帝王死の9か月前の演奏とはとても思えません。
音も良好。88年アナログ円熟期のステレオ録音です。終演後観客からの猛烈な拍手、長い歓声とともに、感動の余韻を味わってください。
★本盤は2008年国内盤で発売されたとき、『レコード芸術』誌(2009年1月号)で小石忠男・宇野功芳両氏から絶賛され、とくにブラームス1番は『新編・名曲名盤300』(音楽之友社刊)でも同曲のベストディスクにとりあげられております(小石氏、宇野氏ともに2位に選出)。
「カラヤンのブラームスはかなり演奏回数が多いが、この演奏はその究極の成果とも感じられる」(小石氏、前述「レコ芸」誌より)
「カラヤンの同曲CDのベストであるばかりでなく、すべてのブラームスの第1番の中でも注目すべきものといえよう」(宇野氏、前述「レコ芸」誌より)
さらに宇野氏は『新版 クラシックCDの名盤 演奏家篇』(文春新書 2009年刊)のカラヤンの項で、つぎのように記述、本盤を推薦CDのトップに挙げています。
「ブラームスの『第1』は昔から得意にしていて、とくに最近発売されたベルリン・フィルとのロンドン・ライヴは、「これがあのカラヤン?」と疑いたくなるような、まさに信じられない名演である」

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