ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15、3つの間奏曲 Op.117

惜しまれるウゴルスカヤの早世
祈りに満ちたブラームス

  • アーティスト:ディーナ・ウゴルスカヤ
  • レーベル:MDG
  • 品番:KKC-6205
  • 原盤品番:MDG-90121186
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック協奏曲
  • 価格:¥3,300 (税込)
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:Stereo/5.1/2+2+2
  • 収録時間:70:46
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ブラームス:
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
3つの間奏曲 Op.117

ディーナ・ウゴルスカヤ(ピアノ)
ペーター・ギュルケ(指揮)
ブランデンブルク交響楽団
録音:2018年6月12-14日
トーンマイスター:ヴェルナー・ダブリングハウス

★アナトール・ウゴルスキを父に持ち、自らも類い稀な才能を持つピアニストのディーナ・ウゴルスカヤ(1973-2019)。ヨーロッパを中心に演奏活動を行い、2016年からはウィーン国立音楽演劇大学のピアノ科教授を務めるなど、さらなる活躍が期待されていましたが、2019年に闘病の末、46歳の若さでこの世を去ってしまいました。父親譲りの正確無比なピアニズムをもつ一方で、その音楽性は非常に繊細でエレガント。「ピアノの哲学者」評されることもありますが、その演奏は、作品に対する深い理解や愛情に溢れ、聴き手を優しく包み込むあたたかさにも溢れています。
ウゴルスカヤのレパートリーはバッハにベートーヴェン、シューベルトにシューマンといった、ドイツやオーストリアの作品が中心であり、今回のアルバムも彼女が心血を注いでいたブラームス。《ピアノ協奏曲第1番》は、ブラームスの溢れんばかりの情熱が迫ってきますが、ウゴルスカヤはその情熱を適度にコントロールし、整えていくことで音楽の全体像を誠実に表現しています。カップリングされた《3つの間奏曲》は、弾き手の歌心、音色の美しさ、そして技術の洗練をよりはっきりと感じることができます。

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