ロカテッリ:『ヴァイオリンの技法』Op.3より

日本語解説書付国内仕様
華麗な超絶技巧にも注目演奏!
鬼才グリンゴルツが奏でるなんと優美なロカテッリの『ヴァイオリンの技法』!

  • アーティスト:イリア・グリンゴルツ、フィンランド・バロック管弦楽団
  • レーベル:BIS
  • 品番:KKC-6325
  • 原盤品番:BIS SA-2445
  • 国内盤:(国内仕様)
  • ジャンル:ジャンルクラシック音楽史/古楽協奏曲
  • 価格:¥3,300 (税込)
  • 形態:SACD Hybrid
  • その他の製品情報:DSD 5.0 Surround sound マルチチャンネル BIS ecopak
  • 収録時間:61:49
  • 付属品:輸入盤・日本語帯・解説付

TRACK LIST

ロカテッリ(1695-1764):《ヴァイオリンの技法》Op.3より
①ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.3-9
②ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.3-11
③ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-12「調和の迷宮~たやすく入れるが、なかなか出られない」

イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン&指揮)[ヴァイオリン:フェルディナンド・ガリアーノ(1770年頃制作)、弓:ルイス・エミリオ・ロドリゲス制作)]ガット弦使用(A'=430Hz)
フィンランド・バロック管弦楽団(ピリオド楽器仕様)
セッション録音:2019年1月/ヤルヴェンパー教会(ヤルヴェンパー、フィンランド)

★SACDハイブリッド盤。鬼才イリア・グリンゴルツがロカテッリの『ヴァイオリンの技法』から3曲を録音しました。ロカテッリの代表作、独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』Op.3は12曲のヴァイオリン協奏曲と24のカプリッチョ(随意)による各3楽章構成の作品。のちのパガニーニの24の奇想曲の先駆をなし、その美しい旋律と独奏ヴァイオリンの華麗な技巧が最大の魅力です。超高音、重音、すばやい音の跳躍など超絶技巧作品ながら美しい緩徐楽章もロカテッリの作品ならでは。そして、注目はなんといってもグリンゴルツの圧倒的な技巧で聴くカプリッチョ。第11番 イ長調の第3楽章ではなんと第17ポジションまで到達する超高音部まで演奏。確固たる技術を武器にグリンゴルツは流麗に奏でます。フィンランド・バロック・オーケストラとの対話も実に見事でアンサンブルを楽しみながら優美に演奏しております。
★マリアンネ・ロネツ著「ロカテッリ:調和の迷宮」の香住隼による翻訳・補筆・注の日本語解説書付。実に読み応えのある内容となっております。

◆レコード芸術 2021年4月号 特選盤

4909346024151

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