★今や、オランダを代表するピアニストとなり、日本でも大変な人気を誇るピーター･ビーツの2013年トリオ録音。 ★ 71年ハーグ生まれ、音楽の先生であった母親、オスカー･ピーターソンとアート･ブレイキーを愛する父親の元、2人の兄と共に音楽に囲まれて育ったピーター･ビーツは、現在、ジャズ･オーケストラ･オブ･コンセルトヘボウのピアニストとしても活躍中。“ジャズはやはりニューヨークだ”と語ってやまないオランダ人プロデューサーによるCriss Cross からも数々の作品をリリースしていることも示す通り、名実ともにオランダのトップ･ランクであることが示されますが、強力にスウィングするリズムと、隅々までジャズを感じさせるフレージング、また淀みない演奏には、類まれなセンスと実力を感じさせられるというものです。 ★本作は、そんなピアニストのオスカー･ピーターソンへのオマージュ作品。ピーター･ビーツのファンの方であれば、このテーマだけでも、時を経つつ継承されるジャズ･ピアノの真髄を見出されることと思いますが、期待を全く裏切ることなく、素晴らしい演奏を聴かせてくれます。 ★ベースにはリューベン･ロジャースにグレッグ･ハッチンソンと、NY を代表するリズム･セクション。ご機嫌に繰り出されるリズムに、ブルージーかつ、軽やかで可憐さも魅力の旋律は終始絶好調！曲は、ビーツや、リューベン･ロジャースの楽曲も交えつつも、名( ゴスペル･バラード) 曲“ヒム･フォー･フリーダム(自由への讃歌)”を含むピーターソンのオリジナルが中心。どの曲にも、現代に継がれたピーターソン･サウンド！が響きます。 ★ピーターソンは、父親のフェイヴァリットなピアニストでもあり、ピーター自身もヒーローとするピアニスト。 ★注目のピアノ･トリオ作品の登場です。