At Onkel Pö's Carnegie Hall Hamburg 1981

ハンブルク・ジャズ・シーンの中心を占めていた
Onkel Pö's Carnegie Hallのライヴ・シリーズに
エルヴィン・ジョーンズが登場!!
ピアノは渡米一年,レギュラーメンバーとして活躍していた辛島文雄!

  • アーティスト:Elvin Jones
  • レーベル:JAZZLINE
  • 品番:N-77041
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:2CD

TRACK LIST

Elvin Jones Jazz Machine / at Onkel Pö's Carnegie Hall, Hamburg 1981

CD 1
1 Elvin Jones Blues (20:11)
2 In A Sentimental Mood (15:51)
3 Doll Of The Bridge (30:53)

CD 2
1 George And Me (22:02)
2 My One And Only Love (15:18)
3 Antigua (20:01)
4 Friday Night (9:19)

メンバー:
Carter Jefferson(sax), Dwayne Armstrong(sax), Fumio Karashima(p),
Marvin Horne(g), Andy Mccloud(b), Elvin Jones(ds)
Recorded September 22nd, 1981 at Onkel Pö's Carnegie Hall, Hamburg, Germany

★1970年代から80年代半ばにかけてハンブルク・ジャズ・シーンの中心を占めていたOnkel Pö’s Carnegie Hallでのライヴ音源を作品化するシリーズに、エルヴィン・ジョーンズのライヴが登場!メンバーには、今年2月惜しくも逝去した日本が誇る名ピアニスト辛島文雄が参加しています。
★エルヴィン・ジョーンズのレギュラー・コンボである<ジャズ・マシーン>は、80年6月に来日。新宿及び六本木のピットインでライヴが行われ、辛島氏も参加。その後、氏は渡米して、同グループの正式メンバーになり、86年まで在籍しています。
★このライヴは、81年9月22日の録音。つまりこのメンバーとしては初期のもの。しかし、セクステットの中で、エルヴィン、辛島、そしてベースのアンディ・マクラウドは78年にトリオで録音し、『Moonflower』として作品もリリースしているメンバー。その時から様々なことを経て3年。グループとしての演奏は、それぞれに変貌も遂げ、申し分ないものがあります。
★その勢いは、オープニングの“Elvin Jones Blues”から明らかなもの。またおなじみの“Doll Of The Bridge”では、演奏時間30分以上に及び、エルヴィンのドラム・ソロが炸裂するほか、ギターが奏でるテーマのメロディ、ピアノのハーモニー、そしてどことなく演歌的なコブシもミックスされた二管のリフが得もいえぬエキゾチズムを醸し出します。一方、“In a Sentimental Mood”や“My One And Only Love ”のようなバラードも演奏。双方とも、繊細さとしなやかさをもったピアノのイントロが導き出す美しさはパワーみなぎるグループのサウンドと鮮やかなコントラストを見せ、ジャズの浪漫を感じさせています。
そして、“Friday Waltz”の演奏も。これは、辛島氏の楽曲であり、78年の『Moonflower』でも演奏された曲。観客の盛り上がりにも熱いものが感じられます。
★ちなみに、コルトレーンのグループでエルヴィン・ジョーンズは、「“マイ・フェイヴァリット・シングス”を一万回やったんだ」と語り、辛島氏は、メンバーとして活動する中で<同じ曲であっても、どれだけ新鮮な気持ちでチャレンジできるか。重要なことはジャズの奥底に流れているスピリットである>ということを身をもって学んだのだとか。それは一期一会のジャズという音楽そのものともいえます。
★当時のマイクの立て方の問題か、曲によって、演奏場面によって、音のバランスが大きく変わってしまうのが残念ではありますが、よくぞの作品化!貴重な記録が今明らかになります。

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