ミヨー:最愛の女性

世界的ピアノリスト、レックス・ローソンが参加!
ミヨーのバレエ「最愛の女性」

  • アーティスト:エンリケ・マッツォーラ、イル・ド・フランス管弦楽団、レックス・ローソン
  • レーベル:NOMADMUSIC
  • 品番:NMM-051
  • ジャンル:ジャンルクラシック管弦楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

ミヨー(1892-1974):バレエ「最愛の女性」(1928)
ストラヴィンスキー:火の鳥(1945年版)
〔ボーナス/ミヨー:「最愛の女性」終曲(リストの半音階的大ギャロップ)〕

エンリケ・マッツォーラ(指揮) イル・ド・フランス国立管弦楽団
レックス・ローソン(ピアノラ)
録音:2016年9月

★ミヨーのバレエといえば屋根の上の牛(1919年、コクトー台本)、世界の創造(1923年、サンドラール台本)などが有名ですが、この「最愛の女性」は1928年にアレクサンドル・ブノワ(ベノワとも。舞台・美術デザイナー。ペトルーシュカの初演時の舞台も手がけた。バレエのブノワ賞もこの人に由来)の台本によって作られました。1928年11月に初演されています。バレエのストーリーは、詩人がピアノで即興をしながら過去に出会った女性たちのことを回想し、女性達が次々と現れては消えていく、というたぐいのものです。音楽はリストやシューベルトのピアノ作品をミヨーが編曲したものによっています。この作品の特徴はピアノラ(プレイエラ)が用いられることです。詩人役が弾くピアノがピアノラによっていました。ピアノラは、基本的に機械仕掛けの自動再生ピアノですが、ペダルを踏むことでロールの回転の速度を変えたり、強弱を変えたりすることができるもの。ここでは、ピアノラの世界的名手(ピアノリスト)、レックス・ローソンがここでは普通のグランドピアノと組み合わせて操作されるピアノラを見事に演奏しています。ボーナス・トラックとして、ミヨーの「最愛の女性」終曲(リストの半音階的大ギャロップ)を、ピアノラ協奏曲仕立てにし、さらにピアノラのカデンツァも楽しむことができます。レックス・ローソンの驚異的なピアノリストぶりが炸裂しています。カップリングの火の鳥の演奏も見事です!

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