ルートヴィヒ

まるでロックのような迫力とスピード感、弦楽五重奏版の「クロイツェル・ソナタ」

  • アーティスト:ツァイーデ弦楽四重奏団、ブリュノ・ドルプレール
  • レーベル:NOMADMUSIC
  • 品番:NMM-079
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:60:05

TRACK LIST

ルートヴィヒ/ツァイーデ四重奏団&ドルプレール

ベートーヴェン:
①ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」(弦楽五重奏版)
②弦楽四重奏曲第3番ニ長調OP.18の3

ツァイーデ四重奏団
【シャルロット・マクレ
レスリー・ブーラン・ローレ(ヴァイオリン)
サラ・シュナフ(ヴィオラ)
ジュリエット・サルモナ(チェロ)】
ブリュノ・ドルプレール(チェロ)①

録音:2019年12月/Riffxスタジオ(ラ・セーヌ・ミュジカル)

★これは衝撃的。2009年結成の女性4名から成るツァイーデ四重奏団に、ベルリン・フィルの若き第1ソロ・チェロ奏者ブリュノ・ドルプレールを加えた五重奏でベートーヴェンの「クロイツェル・ソナタ」に挑戦。
★「クロイツェル・ソナタ」は言うまでもなくヴァイオリンとピアノが火花を散らすボルテージの高い力作。それを弦楽五重奏にしているのは興味津々ですが、ピアノ・パートを4人に振り分けるような単純な編曲ではなく、ヴァイオリンのパートも5人に分け、完全な室内楽作品に仕上げています。ヴァイオリンが奏でるはずのメロディーをチェロが歌うなど、予期せぬ驚き満載です。ベートーヴェンの死後にジムロック社から楽譜が出版されましたが、編曲者名は記されてません。
★チェロを加えることで音の視野が広がり、低域の深みが倍増。一説にはベートーヴェン自身か弟子のリースによる編曲ではないかとされ、各楽器への効果的な分配やボルテージの高さ、充実度は驚くべきもので、まるで古典派のロックンロールとでも言うような凄さ。良く知る曲ながら思いがけぬ新しい魅力を発見させてくれます。
★カップリングは彼の弦楽四重奏曲の実質的に最初の曲である第3番。こちらは原曲通り弦楽四重奏で演奏。明朗で平和なこの曲と、デモーニッシュなクロイツェルを並べることで、ベートーヴェンの表現力の幅広さを証明しています。

トレーラーはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=HMvUzWCTNDc

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