バルトーク:44の二重奏曲

オノフリとボネが共演、刺激たっぷりのバルトーク!

  • アーティスト:エンリコ・オノフリ、リナ・トゥール・ボネ
  • レーベル:PAN CLASSICS
  • 品番:PC-10399
  • ジャンル:ジャンルクラシック室内楽
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD
  • 収録時間:61:08

TRACK LIST

バルトーク:2つのヴァイオリンのための44の二重奏曲 Sz.98 BB104
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのためのソナタ ヘ長調 RV70

エンリコ・オノフリ(ヴァイオリン)
リナ・トゥール・ボネ(ヴァイオリン)
録音:2018年4月/イタリア

★大御所オノフリと気鋭ボネ、大人気奏者ふたりのデュオ・アルバムが登場。古楽ヴァイオリン・ファンには狂喜の1枚と言えます。曲がまた一癖あり、なんとバルトークを披露!使用楽器にもこだわり、挑戦的な1 枚が完成しました。ぜひご注目ください。 ★1920、30年代はE線がスチール弦、A線とD線が生ガット弦、G線はガットの巻き弦という組み合わせが一般的でした。また、1932年に撮られたハンガリーの弦楽四重奏団の写真では、E線がスチール弦、A線が生ガット弦、D線とG線はガットの巻き弦となっているヴァイオリンも見られます。スチールとガットの組み合わせが生む音質がこの時代の特色。当盤のふたりのヴァイオリンもこの組み合わせによっていて、特にスチール弦のE 線が効果的に響きます。 ★ドイツのヴァイオリン奏者、教育者であったエーリヒ・ドフライン氏にピアノ曲集『子供のために』の編曲を依頼されたバルトークは、代わりに新曲を作曲します。そして生まれたのが1931年に書かれた『44の二重奏曲』。東欧の民謡を素材としており、旋法によるシンプルな歌が音楽の核。教育目的ということもあり概ね平易な技巧で書かれていますが、ふたつの旋律が同格に扱われパズルのようにリズムが絡み合い、勘所では打楽器的な効果や重音奏法も見られます。バルトーク版「2声インヴェンション」を思わせる小宇宙、聴き込むほどに創意にあふれた刺激的な音楽です。 ★ヴィヴァルディのRV70はトリオ・ソナタですが、通奏低音を省いて2 本のヴァイオリンのみでも演奏可能、という楽曲。急緩急の3 楽章構成で、技巧的で華やかな掛け合いが散りばめられた協奏的な作品です。バルトークのデュオと近似性もあり、セットで聴くと新鮮。
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