Sarabande

現代最高峰ピアニスト, フレッド・ハーシュ
87年録音のセカンド・アルバムがリマスターされてリイッシュー!
現在の世界観にも一本の線で繋がる原点的演奏の数々
偉大なるチャーリー・ヘイデンに捧ぐ・・byフレッド・ハーシュ

  • アーティスト:Fred Hersch with Charlie Haden Joey Baron
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1432
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Fred Hersch with Charlie Haden Joey Baron / Sarabande

1 I Have Dreamed (Rodgers & Hammerstein) 5:27
2 Enfant (Ornette Coleman) 6:27
3 The Peacocks (Jimmy Rowles) 7:10
4 What Is This Thing Called Love? (Cole Porter) 5:10
5 Sarabande (Fred Hersch) 5:37
6 This Heart of Mine (Arthur Freed & Harry Warren) 5:28
7 Child’s Song (Fred Hersch) 4:30
8 Blue In Green (Bill Evans & Miles Davis) 4:46
9 Cadences (Fred Hersch) 5:01

メンバー:Fred Hersch(p), Charlie Haden(b), Joey Baron(ds)

★現代最高峰のピアニスト、フレッド・ハーシュの87年録音、セカンド・アルバムがリマスターされて、リイッシューされます。
★86年にConcord からデビュー作『Horizons』(w. マーク・ジョンソン、ジョーイ・バロン) をリリースし、2枚目の作品を考えていたところ、84年頃共演したチャーリー・ヘイデンが12月に自宅近くに滞在していることを知り、自らのスタジオで録音したのが、この作品だとのこと。このリイッシューも、そのチャーリー・ヘイデンに捧げているとのことです。
★先日(2015年11月)の来日公演でも、ジャズの伝統に根ざした表現と、個性を発揮し、繊細な演奏で観客を魅了したフレッド・ハーシュ。本作は、32歳の頃(現在60歳) のもので、ビル・エヴァンスからの影響も今よりちょっと濃いもの。ピアノの音数も今よりも少し多めで、若さも感じる演奏。しかし、この時分の演奏と、今の演奏は、しっかりと結びつき、一本の線で結ばれています。
★みずみずしく、メロディアスな演奏は詩的で、どこを切り取っても美しいセンスがみなぎるもの。トリオとしての即興も自由自在。しかし、そうした音的なもののみならず、楽曲やスタイルにも今につながるものがはっきりとあります。尊敬してやまないオーネット・コールマンの楽曲の演奏、スタンダードの曲のいくつもは、今現在も演奏し続ける曲(M1.3.4 は今回の来日公演でも演奏していました)。また、アーティストの個性の内面を訪ねて描き上げるコンポジションにも、現在につながるものがあり(M7のChild's Songはチャーリー・ヘイデンに捧げた曲)、世界観は、以前と今と、まったく変わらないものを感じます。つまり、この時点から、曲や演奏する人の魅力に真摯に向かいあい、ピアノを奏でるアーティストの姿がここには記録されているのです。
★ちなみに、フレッド・ハーシュ自身、今回リマスタリング・リリースにあたって、あらためて本作を聴き“この頃も、なかなかいいじゃない?”と思ったのだとか。ジャズ語法を研究し続け、表現を極め、今や自然にして超然と、唯一無二の世界を創り上げているアーティストの原点的作品。注目のリリースです!!

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