Old Songs New

即興演奏家、リー・コニッツのノネット作がSunnysideより登場!
木管楽器と弦楽器が主体のユニークなサウンドにインスパイアされた
コニッツの歌心溢れるインプロが堪能できる作品!

  • アーティスト:Lee Konitz Nonet
  • レーベル:Sunnyside
  • 品番:SSC-1572
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Lee Konitz Nonet / Old Songs New

1. Goodbye (5:55)
2. Foolin' Myself (4:28)
3. In the Wee Small Hours of the Morning (4:41)
4. Kary's Trance (5:27)
5. I Cover the Waterfront (9:34)
6. This is Always (7:28)
7. You Go to My Head (6:45)
8. Trio Blues (4:46)

メンバー:
Lee Konitz(as), Ohad Talmor(ts on track 5), Caroline Davis(fl, alto fl), Christof Knoche(cl), Denis Lee(b-cl), Judith Insel(viola),
Mariel Roberts(cello), Dimos Goudaroulis(cello), Christopher Tordini(b), George Schuller(ds)
Arranged and Conducted by Ohad Talmor
Recorded October21/22, 2017 at Big Orange Sheep Studio, Brooklyn, NY

◆1927年生まれ、ジャズ・レジェンド、リー・コニッツのノネット作がSunnysideより登場!
◆トリスターノ派、クール派と呼ばれ、即興演奏家として知られるコニッツだが、ラージ・アンサンブル作やウィズ・ストリングス作も多くリリースしている。その中でもノネットときはバンド名やアルバム・タイトルに“nonet”と入れることが多く、この編成に特別な想いがありそうなのは、ノネット作『マイルス・デイヴィス / クールの誕生』に参加したこともひとつの要因かもしれない。
◆今作のアレンジと指揮は、サックス奏者で作編曲家でもあるオハー・タルマー。コニッツとは25年以上協力し、『Lee Konitz-Ohad Talmor String Project / Inventions』(2004)、『New Nonet』(2005)、『Lee Konitz-Ohad Talmor Big Band / Portology』(2006) などの作品もリリースしている。
◆今作の編成の特徴は金管楽器が入っておらず、木管楽器と弦楽器が主体なところ。『Lee Konitz Nonet』(1977)、『Yes, Yes, Nonet』(1979) はサックスと金管楽器主体、タルマーとの『New Nonet』では、バス・クラリネットとチェロが入っているが、あくまでもサックスと金管楽器が主体であった。
◆コニッツ作曲“Kary's Trance”、そして“Foolin' Myself”、“You Go to My Head”などは50年代を中心に何度も録音されており、ファンにとっても嬉しい選曲だ。
◆92歳になったコニッツだが、太く温かい音色は健在!さすがに速いテンポでは演奏しないが、即興性が高く歌心あふれる演奏は唯一無二である。
◆タルマーのアレンジは、コニッツとの話し合いにより、1940年代~1950年代の典型的なスタジオ・オーケストラに根差したサウンドを再現したという。コニッツが自由に歌うスペースがあり、木管楽器や弦楽器はあまり主張せず、彩りを添えている。アレンジ物としてコニッツが埋もれるようなことは決してなく、アンサンブルにインスピレーションを受けたコニッツのインプロヴィゼーションを堪能できる内容になっている。また、“Kary's Trance”はもともとの楽曲のイメージもあり、ユニークなアレンジが施されている。ラストの“Trio Blues”はアレンジなし、コニッツ、ベース、ドラムの即興マイナー・ブルース。
◆まだまだ創造し続けるレジェンド、リー・コニッツの、今の魅力がたっぷり詰まったノネット作!

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