Benny’s Crib

ピーターソンが自分の後継者と賞讃したピアニスト、
ベニー・グリーンの最新作は全編フェンダー・ローズを使用しての注目作!

  • アーティスト:Benny Green
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1589
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Benny Green / Benny’s Crib

1. Tivoli (Dexter Gordon)
2. Central Park South (Benny Green)
3. Coral Keys (Walter Bishop Jr.)
4. My Girl Bill (Benny Green)
5. Harold Land (Benny Green)
6. Did We Try? (Benny Green)
7. Seascape (Kenny Barron)
8. My One And Only Love (Guy Wood, Robert Mellin)
9. Something In Common (Cedar Walton)
10. For Tomorrow (McCoy Tyner)
11. Benny’s Crib (Benny Green)

メンバー:
Benny Green (electric piano,1-11, piano, 2, 5), David Wong (bass, 2, 3, 5, 7, 9 & 11), Aaron Kimmel (drums, 2, 5, 7, 9, 11), Anne Drummond (flute, alto flute, bass flute, 3, 5), Veronica Swift (vocals, 11), Josh Jones (congas, 3)
McDiarmid at Samurai Hotel and Recording Studio (Astoria, NY) Tracks 1, 4, 6, 8 & 10
recorded November 11, 2019 by Benny Green at Benny’s Crib (Berkeley, CA)

■ピーターソンが自分の真の後継者と賞讃したピアニスト、ベニー・グリーンの最新作は全編えれくとりっく・ピアノのフェンダー・ローズを使用しての注目作。長年トリオに参加しているベーシスト、デビッド・ウォンに新ドラマー、アーロン・キンメルが参加したトリオを中心に繰り広げるフェンダー・ローズ・サウンドの世界です。
■前作20作目のリーダー作『Then And Now』では、自己のリーダー作品としては初めて3曲にフェンダー・ローズを使用した作品となった。ベニーにとって子供時代を過ごした1970年代はアコースティック・ピアノよりもむしろエレクトリック・ピアノの方が聴く機会が多く、沢山のポピュラーミュージックで使用された時代でもあった。特にフェンダー・ローズやウーリッツァーのエレクトリック・サウンドは当時のラジオやレコードでコンスタントに流れていて印象深い、とベニーは語っている。
■本作は長年ベニーのグループに参加しているベーシスト、デビッド・ウォンに新ドラマー、アーロン・キンメルが参加したフェンダー・ローズのトリオ演奏を中心にした作品。前作にも参加した実力派若手女性ヴォーカリスト、ヴェロニカ・スウィフトがゲストボーカルとしてタイトル曲の“Benny’s Crib”に参加。また、前作に参加したニューヨークで活躍中の女性フルート奏者、アン・ドラモンドが2曲に参加している。ベニー・グリーンが実現したかった新たな冒険のアルバムと言って良いだろう。
■収録曲は11曲、ベニー・グリーンが敬愛するピアニスト、ウォルター・ビショップJr、ケニー・バロン、シダー・ウォルトン、マッコイ・タイナーのジャズマンオリジナルやオープニング曲のデクスター・ゴードン“Tivoli”等を中心にベニーのオリジナル曲が5曲。ベニーのお気に入りのスタンダードナンバー、フェンダー・ローズのソロで演奏される“My One And Only Love”は美しいバラード演奏である。ラストトラックのタイトルチューン“Benny’s Crib”はヴェロニカ・スウィフトが歌詞をつけ歌っている。どこか懐かしさを感じる軽快なチューンである。
■近年のベニー・グリーンの演奏はまさに絶好調。全編フェンダー・ローズでの演奏でありますが、ベニー・グリーン節が満載の超一級のオーソドックススタイル・ジャズであります。ベニーの音楽の原点にもなった1970年代の懐かしいサウンドにインスパイアされた注目の作品である。

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