You Have Been Warned

ロバータ・ピケット(p)、ハーヴィー・S(b)、ビリー・ミンツ(ds)
ニューヨーク屈指の3人の名手が繰り広げる
痛快なモダン・ジャズ・ピアノ・トリオ!!

  • アーティスト:Roberta Piket - Harvie S - Billy Mintz
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-1675
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Roberta Piket - Harvie S - Billy Mintz / You Have Been Warned

1. Pyramid
2. A History
.3 Billy's Bop
4. Master Plan
5. Beautiful You
6. Yukimi's Song
7. Flight (Slow)
8. Flight
9. You've Been Warned
10. Remorse and Acceptance

メンバー:
Roberta Piket (piano), Harvie S (bass), Billy Mintz (drums)
Recorded May 18 And 19, 2021

★ピアノとキーボードのロバータ・ピケット、ベースのハーヴィー・S、ドラムスのビリー・ミンツという、いずれ劣らぬ実力派たちが集まった一枚が登場。ハーヴィーとミンツは、Savantから発売されたアラン・ブロードベントの最新作『Like Minds』にも参加していた相性抜群のチームですが、このSunnyside盤『You’ve Been Warned』では重鎮のブロードベントに替わり、より若い世代に属するロバータが参加。ミュージシャンたちは文字通り三者一体となって、モダン・ジャズの醍醐味を伝えてくれます。
★ロバータは、現代音楽の作曲家である父(フレデリック・ピケット)、コール・ポーターやジョージ・ガーシュウィン等の楽曲の大ファンである母のもと、ニューヨークのクイーンズに生まれました。7歳からクラシック・ピアノを始め、やがてウォルター・ビショップJr.、リッチー・バイラーク、フレッド・ハーシュ等にジャズ・ピアノを師事。巨匠ライオネル・ハンプトンとの共演、女性ジャズ・バンド“ディーヴァ”での活躍等を経て、2000年代半ばからは自主レーベル“Thirteenth Note Records”を通じて先鋭的な作品を発表してきた彼女ですが、今回のアルバムは原点回帰とばかりに、オーソドックスにドライブする演奏を中心に展開しています。
★そんな彼女と“音の対話”を繰り広げるふたりのうち、ハーヴィー・Sは、かつてHarvie Swartzの名前で活動していたベーシスト。歌手シーラ・ジョーダンとの長きにわたるコラボレーションを筆頭に、数えきれないほどの傑作に名前を刻んでいます。ビリー・ミンツはトッド・ニューフェルド、ヴィニー・ゴリアなどフリー~インプロヴィゼーション系ミュージシャンとも数多く共演するドラマーで、2011年にロバータと結婚以降は、おしどりコンビでの活動も多くなっています。また、タイトル曲のM9「You’ve Been Warned」では、ロバータ、ハーヴィー、ビリーの歌声も聴くことができます。
★録音はブロードベントの『Like Minds』同様、ビリーとロバータが住む家で行なわれ、エンジニアはハーヴィーが担当。プライベートで弾き慣れている楽器をレコーディングでも使用することができて、ロバータは大喜びだったとのことです。全員がオリジナル曲を提供していますが、なかでもロバータの曲作りは異彩を放っており、恩師のリッチー・バイラークとデイヴ・リーブマンに捧げたM2「A History」、ブラジル音楽への敬愛をこめたM4「Master Plan」はアルバム屈指の内容です。

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