Serious Play

デイヴ・ブルーベックから“Great pianist”と称された経験あり
実力派ピアニスト、Laszlo Gardonyのピアノ・ソロ作品

  • アーティスト:Laszlo Gardony
  • レーベル:SUNNYSIDE
  • 品番:SSC-4029
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Laszlo Gardony / Serious Play

1. Georgia On My Mind (Carmichael/Gorrell)
2. Naima (John Coltrane)
3. Serious Play (Laszlo Gardony)
4. Night Light (Laszlo Gardony)
5. Forward Motion (Laszlo Gardony)
6. Watchful Through The Night (Laszlo Gardony)
7. Folk At Heart (Laszlo Gardony)
8. Truth To Power (Laszlo Gardony)
9. Reverberations (Laszlo Gardony)
10. Over The Rainbow (Arlen/Harburg)

メンバー:Laszlo Gardony (solo piano)

◆1956年ハンガリー生まれ、長年に渡りバークリー音楽院でピアノ教授を務める。デイヴ・ホランドや、ミロスラフ・ヴィトゥスといった巨匠ベーシストとの共演作あり。また、デイヴ・ブルーベックから“Great pianist”と称されたこともある実力者だ。リーダーとして12作目、Sunnysideからは9作目となる今作は、スタンダード3曲、オリジナル7曲のピアノ・ソロである。
◆流動的かつ多彩なアイデアで、音楽が次々と変化していく。音楽的だが難しくなりすぎることなく、ポップなセンスで、聴く人を楽しませる魅力がある。
◆2曲目“Naima”のイントロに、大胆にもGiant stepsを引用する遊び心が面白い。美しくテーマを弾いたと思ったら、思わぬ方向に進んでいく。しばらく何の曲を聴いているのかわからなくなるが、ピタッと後テーマに戻るところのギャップにグッとくる。タイトル曲の3曲目“Serious Play”は、シリアスという言葉から想像するイメージとは違い、リズミックで派手な曲。一貫して疾走感がありつつ、モードが少しずつ変化する、聴き応えのある一曲だ。8曲目“Truth To Power”はマイナー調ガンガン系の曲、9曲目
“Reverberations”はフリー・インプロ的な曲、からのラスト“Over The Rainbow”の流れが何ともニクい。
◆確かな技術とポップなセンス、バラエティに富んだピアノ・ソロ作品。

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