Four in One

ゲイリー・バーツ、ラリー・ウィリス、
デイヴィッド・ウィリアムズ、アル・フォスター
モダン・ジャズの歴史を肌で体感してきた世代の
リアルな“ジャズ”を詰め込んだ全11曲!!

  • アーティスト:Heads of State(Gary Bartz - Larry Willis - David Williams - Al Foster)
  • レーベル:Smoke Sessions Records
  • 品番:SSR-1702
  • ジャンル:ジャンルジャズ
  • 価格:オープン価格
  • 形態:CD

TRACK LIST

Heads of State(Gary Bartz - Larry Willis - David Williams - Al Foster) /
Four in One


1. Four in One (Thelonious Monk)
2. And He Called Himself a Messenger (Gary Bartz)
3. Dance Cadaverous (Wayne Shorter)
4. Moose the Mooche (Charlie Parker)
5. Aloysius (Al Foster)
6. The Day You Said Goodbye (Larry Willis)
7. Milestones (John Lewis)
8. Keep the Master in Mind (David Williams)
9. Someone to Watch Over Me (George Gershwin / Ira Gershwin)
10. Sippin' at Bells (Miles Davis)
11. Freedom Jazz Dance (Eddie Harris)

メンバー:Gary Bartz(as, ss), Larry Willis(p), David Williams(b), Al Foster(ds)

◆Heads of Stateは、ゲイリー・バーツ(76歳)、ラリー・ウィリス(74歳)、デイヴィッド・ウィリアムズ(70歳)、アル・フォスター(74歳)のベテラン4人からなる、オールスター・カルテットである。Smoke Jazz Clubで初めて4人で共演してから、僅か数か月後にレコーディングを行い、2015年に1作目、『Search for Peace』をリリース。2作目となる今作は、2016年11月にスタジオ・レコーディングしたもの。同時代のジャズ・シーンで活躍してきた彼等の、また、一回限りのセッションとは違うレギュラー・バンドならではの、息の合った極上のジャズ・サウンドだ。
◆ゲイリー・バーツは65年にアート・ブレイキー・ジャズ・メッセンジャーズに参加、70年にはエレクトリック期のマイルス・デイヴィス・バンドに加入。その後も自己のバンドではエレクトリック・サウンドを取り入れたファンク、クラブ・ミュージックを演奏していたが、90年頃にはアコースティックなジャズに回帰。シーツ・オブ・サウンドのように吹きまくり、コルトレーン派アルト奏者と言われた。
◆76歳になったバーツの演奏は、音数は減るものの、ひとつひとつの音を丁寧に吹き、良い意味での枯れと貫録を感じる。また、パワフルで艶やかな音色が健在であるのは嬉しい。ラリー・ウィリスの小気味よいバッキングとシンプルに歌い上げるソロ。デイヴィッド・ウィリアムズの太い音色と強力なスウィング感。アル・フォスターの音楽を前へ進めるシンバル・レガートとバンド全体をプッシュするポリリズミックなスネア。どこを取っても極上!
◆選曲は、セロニアス・モンクやウェイン・ショーター、マイルス・デイヴィス等の、ミュージシャンズ・スタンダードから、ジャズ・スタンダード、メンバーのオリジナルまで様々。
1曲目、モンクの“Four in One”は、バーツとフォスターのデュオから始まり、Bメロからバンドが入るところは、ベタながらも、こうでなくちゃ!という興奮と安心感を同時に覚える。
◆2曲目“And He Called Himself a Messenger”は、モードとファンキーが同居した雰囲気が何ともバーツらしい。
ラテン調で軽快な5曲目“Aloysius”、悲しくも美しいバラードの6曲目“The Day You Said Goodbye”、かわいらしいワルツの8曲目“Keep the Master in Mind”など、オリジナルも魅力的なナンバーばかりだ。
◆モダン・ジャズの歴史を肌で体感してきた世代の、リアルな“ジャズ”を詰め込んだ全11曲!!どのテイクも聴き逃せない。

0888295533577

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